本人・家族との関わりの悩みはコレですっきり!(2)

「渡辺式家族アセスメント/支援モデル」をベースとした人間関係「見える化」シートによる分析やアプローチ方法、カンファレンスの進め方について解説します。

 

 

突然持ち込まれた相談

渡辺 裕子

 

 

はじめに

 

本連載では、利用者ご本人やご家族、あるいは周囲のスタッフとのかかわりに悩んだときに、その困難な状況をどのように理解したらよいのか、必要となる視点についてお話しします。

 

今回は私が経験したある事例をご紹介します。そして次回は、その事例のその後の展開と、事例の持つ意味について「リフレーミング」「物語としての理解」という視点から掘り下げてみたいと思います。

 

なお、ご紹介する事例は、いくつかのエピソードをつなぎ合わせたフィクションであることを申し添えます。

 

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本人・家族との関わりの悩みはコレですっきり!(新連載)

「渡辺式家族アセスメント/支援モデル」をベースとした人間関係「見える化」シートによる分析やアプローチ方法、カンファレンスの進め方について解説します。

 

「虫の目」と「鳥の目」

俯瞰のススメ

渡辺 裕子

 

皆さま、こんにちは。今回から連載「本人・家族とのかかわりの悩みはコレですっきり!」を執筆させていただく渡辺裕子です。この連載は、私と柳原清子さん(金沢大学医薬保健学域保健学系)、家族支援CNSとの分担執筆でお届けします。

今回は、そのトップバッターとして、まずはこの連載のねらいをじっくりとお話ししたいと思います。

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アンガーマネジメント(新連載)

怒りの感情と上手に付き合う手法“アンガーマネジメント”を看護職が医療・介護現場で生かすための、基礎知識と看護実践への活用のポイントを解説します。

 

アンガーマネジメントとは

光前 麻由美

 

医療制度改革により、入院患者の平均在院日数は減少し、入院当初からの退院支援に向けたかかわりが必要とされるようになりました。医療の進歩の半面、超高齢社会を迎え、生活習慣病を罹患する人が増加している現代では、退院後も病気と付き合いながら生活していくための「治す医療ではなく支える医療」という考え方が求められています。

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訪問看護ステーションの経営戦略(14)

訪問看護ステーションの管理者が地域のニーズを的確に捉えて健全

な経営を行い、その理念を実現するために行うべきことを、公認会

計士・税理士・看護師の資格を持つ筆者が解説します。

決算書を読める管理者になろう(2)
損益計算書

渡邉 尚之

 

皆さんは自分の訪問看護ステーションの決算書の一部である「損益計算書」を見たことはありますか? 損益計算書は1年間の経営成績を示すものです。そのため経営者や管理者は、自ステーションの経営成績を把握するために、これを理解することが重要です。

 

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地域ケアの今(42)

福祉現場をよく知る鳥海房枝さんと、在宅現場をよく知る上野まりさんのお二人が毎月交代で日々の思いを語り、地域での看護のあり方を考えます。

 

「昭和、平成……そして新たな時代へ」

文:上野まり

 

もうすぐ平成時代が終わりを告げます。昭和後期と平成を生き抜き、いよいよ自らが高齢者となる時代が現実となって迫ってくるのを実感します。そこで今回は過去を振り返り、新たな時代について少し考えてみようと思います。

 

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