「人生の終焉を迎える人」(自分で死を意識するようになった時期から亡くなるまでの期間に生きる患者・利用者)にナースはどのような声かけをすればよいのか……
さまざまな現場から報告します。
vol.9
1人ひとりの患者さんに真摯に向き合い、
そのとき看護師としてできることを行う
小川 千夏
群馬大学医学部附属病院
●コメント●
内田 陽子
群馬大学大学院保健学研究科 教授
新人看護師の小川さんが1年目を振り返って、かかわり方に悩んだ3つの事例を紹介します。小川さんはそれぞれの事例において、うまくいったこと、うまくいかなかったことを明らかにし、どのような対応がよかったのか、どう声かけすべきだったのかなどについて深く省察しています。