本連載では、聖路加国際大学名誉教授の井部俊子さんと、訪問看護パリアン看護部長の川越博美さんが、往復書簡をとおして病院看護と訪問看護のよりよい未来を描きます。さあ、どんな未来が見えてくるのでしょう。
失望と希望
文:井部俊子
2年間の往復書簡が終結に近づいています。私の番はこれが最後だと担当編集者の村山みのりさんが告げてきました。
前回の書簡にあった2床の有床診療所「小さな宿泊所」は繁盛していますか。地域包括ケアシステムづくりに貢献しようというあなたの意気込みが伝わってきます。素晴らしいです。