「腹臥位、うつぶせ寝」と聞くと、医療職である看護師はSIDS(乳幼児突然死症候群)のことが頭に浮かび、まず否定的な考えを持つことが多いかもしれません。しかし、高齢者にとっては、“自然の力”を利用した実に多くのメリットがある体位で、日本看護技術学会監事でもある川嶋みどり氏は「腹臥位療法は自然の回復過程を整えるという意味からも、極めて看護的な療法である」と述べています。
本書は“看護の視点”から腹臥位療法を解説した日本初の書。あなたの看護にプラスαのスキルとして身につけることができる「腹臥位療法」の世界を覗いてみませんか?