内容紹介その2「原発事故による苦悩」編です。
福島第一原子力発電所の爆発とそれによる放射線物質の放出は、誰もが思いもよらなかった事故ですが、そのために地域住民の方はどれだけ大きな被害を被ったでしょうか。
人生設計の変更を余儀なくされた方は膨大な数にのぼり、地域医療にも、そして医療者自身の生活にも大きな影を落としました。
内容紹介その2「原発事故による苦悩」編です。
福島第一原子力発電所の爆発とそれによる放射線物質の放出は、誰もが思いもよらなかった事故ですが、そのために地域住民の方はどれだけ大きな被害を被ったでしょうか。
人生設計の変更を余儀なくされた方は膨大な数にのぼり、地域医療にも、そして医療者自身の生活にも大きな影を落としました。
〈第2特集〉
現在、感染対策のエビデンスとされている「スタンダード・プリコーション」(標準予防策)は、アメリカの疾病予防管理センター(CDC)から示された基本的な原則です。しかし、この原則は急性期病院を主な対象としているために、衛生材料に限りがあるなどの理由で在宅で徹底することは難しく、“生活の場”に即した感染対策の方法が求められます。
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『東日本大震災レポート』には183人もの看護職の方(+医師等6人)にご寄稿いただきました。
壮絶な体験を乗り越えてこられたからこそ書ける名文ぞろいで、編集作業をしていて思わず涙が出てしまうことも…。
「編集部のページ」では、レポートの中からテーマ別にいくつかをピックアップし、ご紹介いたします。
まずは「看護職でよかった」編です。
2011年3月11日に発生した地震・津波・原発事故による未曾有の大災害・東日本大震災。本書は、この大震災に際し、看護職がどう行動し被災地域の医療を支えたか、看護は何をできるのかについての活動レポート集です。
自らも被災し悲しみを抱えながら必死に医療活動を続けた人、被災地のために何かしたいと情報もない中で現地に入り、不眠不休で支援を行った人、被災地の患者・住民を受け入れた施設、突然実施された計画停電により大きな影響を受けた医療施設など、さまざまな立場の看護職183人による活動報告は、看護の力の大きさ・すばらしさを改めて感じさせてくれるでしょう。
『放射線治療を受けるがん患者の看護ケア』の著者である清水勝一先生(兵庫県立粒子線医療センター 診療放射線技師)が、放射線線量計についての基本情報を、Q&A形式でまとめてくださいました。どこで入手できるのかや、どこに装着するのかなど、実用的な内容となっています。