『学習課題とクイズで学ぶ看護マネジメント入門』発行!(原玲子先生インタビュー ②)

[1]からのつづき…)

 

また「事故発生のメカニズム――あるファミリーレストランで起きたミステリー」という項目のように、身近な事例を用いて「謎解き」をしながら、医療事故発生のメカニズムの理解へつなげる工夫をしている頁もあります。

 

危険予知トレーニング(KYT)や根本原因分析法(RCA)の方法についても、すぐに実践・応用できるようにわかりやすく説明しており、楽しく学習しながら医療安全管理への理解を深めると同時にリスクセンスも養えるような画期的な構成にしているつもりですので、学生や新人看護職員が読むのにもってこいの内容です。もちろん復習したいナースの皆さんにもお薦めです。

 

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『DVDBOOK 臨床での家族支援1・2』書籍情報

『DVDBOOK 臨床での家族支援1 ベッドサイドでの関係づくり』

※本書の使い方(サンプル映像あり)は こちら

 

「ベッドサイドで気になる患者・家族がいても、いざとなるとどう声をかけたらいいのか、戸惑うことはありませんか? なぜ、何に戸惑ってしまうでしょうか?」

 

臨床での家族支援、まずは、ベッドサイドでこんなことから始めてみませんか?

 

①あいさつをし、自己紹介をする

②気にかけていることを示す

③共感を示す

④日常生活援助を取り入れる

 

 

〈目次〉

第1章 ベッドサイドでの関係づくり

 

第2章 DVD解説

1 このDVDを使った学習の進め方

2 DVD解説

 

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『DVDBOOK 臨床での家族支援1・2』が発売となりました!(動画あり)

『DVDBOOK 臨床での家族支援1 ベッドサイドでの関係づくり』と『DVDBOOK 臨床での家族支援2 個人面接での関係づくり』を同時に刊行しました。

 

わかっているつもりでも実践が難しい家族看護……。患者・家族への対応力をつけるには「実践のトレーニング」が必要です!DVDで家族への対応の「失敗編」と「成功編」を見ながら、ベッドサイドと個人面接での関係づくりを学びましょう!

 

〇本書の使い方


附属DVDには同じ事例で異なる対応場面「失敗編」と「成功編」が収録されています。各場面には「解説なし」と「解説入り」の映像があります。DVDを見ながら書籍の解説を読むことで、看護師の振る舞いが患者・家族に与える影響を観察することができます。

 

ここでは『DVDBOOK臨床での家族支援1 ベッドサイドでの関係づくり』の中でご紹介している【失敗編】場面1:気まずくなってしまう看護師(解説なし/解説入り)を例に、本書の使い方を見てみましょう。

 

 

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『ナース発 東日本大震災レポート』掲載写真と撮影者のご紹介

表紙写真

本書に掲載されている被災地の写真は、当サイトでの公募に応募された小齋誠進(こさいせいしん)さんの作品です(一部、編集部による取材写真も含まれています)。

 

小齋さんは関東出身で、2005年に名取市閑上(ゆりあげ)地区出身の奥様と結婚されました。神奈川県で単身赴任さている小齋さんは、月に2回ほどご自宅のある閑上でご家族と過ごす生活をされていたそうです。

 

2011年3月11日は、ちょうど閑上へ帰る日でした。名取駅からバスで自宅に向かう途中、小齋さんは地震に遭遇されました。

 

帰省途中のバスの中で地震に遭遇(撮影:小齋誠進)

あれほどの揺れにもかかわらず、ご自宅はびくともしていなかったそうで、ひとまず安心して様子を確認するため自転車で街をまわっていたところ、小齋さんは沖合いに「ありえないほどの大波」を目撃しました。

 

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新刊 『ナース発 東日本大震災レポート』内容紹介その2☆「原発事故による苦悩」編

お待たせしました!

 

内容紹介その2「原発事故による苦悩」編です。

 

福島第一原子力発電所の爆発とそれによる放射線物質の放出は、誰もが思いもよらなかった事故ですが、そのために地域住民の方はどれだけ大きな被害を被ったでしょうか。

 

人生設計の変更を余儀なくされた方は膨大な数にのぼり、地域医療にも、そして医療者自身の生活にも大きな影を落としました。

 

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