第22回 日本看護管理学会学術集会 取材リポート

第22回日本看護管理学会学術集会(8/24-25)のリポート記事を「編集部のページ」特設サイトにアップしました。当日取材した当社編集部員6人が、それぞれ任意に選んだ8つの演題の内容をご紹介しています。

 

学術集会に参加できなかった方、聴講したい演題が重なってしまった方、どんな学会だったのか興味のある方など、ぜひご参考下さい。

 

記事はこちらから↓

 

>> 第22回 日本看護管理学会学術集会 取材リポート

 

 


訪問看護ステーションの経営戦略(10)

訪問看護ステーションの管理者が地域のニーズを的確に捉えて健全

な経営を行い、その理念を実現するために行うべきことを、公認会

計士・税理士・看護師の資格を持つ筆者が解説します。

給与の正しい知識を
身につけよう(後編)

渡邉 尚之

 

 

給与等と資金繰り

 

訪問看護ステーションの経営に不可欠な給与についての知識の後編として、今回は資金繰りに関する留意点を解説します。

 

訪問看護ステーションを経営する上で、最も大きな支出は看護職をはじめとするスタッフに支給する給与等(給与・賞与)です。給与等の仕組みや支出のタイミングを正しく理解していなければ、給与等に関する多額の支払いが必要となる月などに必要な資金を用意できず、資金不足に陥る危険があります。

 

そこで、本稿では給与等の基本的な仕組みと留意点、事業主の負担を確認するとともに、モデルケースを用いてそれらの支払いのスケジュール・金額を示します。

 

続きを読む…


地域ケアの今(37)

福祉現場をよく知る鳥海房枝さんと、在宅現場をよく知る上野まりさんのお二人が毎月交代で日々の思いを語り、地域での看護のあり方を考えます。

 

福祉領域における第三者評価

文:鳥海房枝

 

今回は福祉領域における第三者評価について読者の皆さまに理解を深めてもらいたいと考え、東京都における第三者評価の仕組みを中心に、その概要を紹介します。

 

続きを読む…


「認知症の語り」の教育的活用を考える

書籍『認知症の語り』は第1部と第2部に分かれています。第1部は認知症のご本人とご家族による語りのパートで、本書の核となる部分です。第2部は第1部の解説編的な性質をもつものです。

 

本書のもとになった「認知症本人と家族支援のためのWebサイト」プロジェクトの研究代表者・竹内登美子氏は、当プロジェクトの趣旨の1つに「人々の認知症に対する偏見が改善し、“認知症とともに暮らす生活者”としての理解を深めてもらう」ことを挙げています。

 

人々の認知症に対する偏見に、「アルツハイマーになると人格がなくなる。何もわからなくなる」というものがあります。

次の語りは、それに対する本人の思いです。
続きを読む…


SPECIAL INTERVIEW 「看護実践にいかすエンド・オブ・ライフケア」 編者と著者が語る『第2版』に込めた思い

 

 長江弘子さん(写真右)
東京女子医科大学看護学部教授・
日本エンドオブライフケア学会副理事長
 内田明子さん(写真左)
聖隷横浜病院総看護部長・前日本腎不全看護学会理事長

 

人生100年時代といわれる現在、生きることを身近な大切な人とともに考え、その人の生きるを支えるエンド・オブ・ライフケアの必携書籍が改訂されました。編者・長江弘子さんと執筆者・内田明子さんに本書の読みどころや込められた思いをうかがいました。