訪問看護ステーションの管理者が地域のニーズを的確に捉えて健全
な経営を行い、その理念を実現するために行うべきことを、公認会
計士・税理士・看護師の資格を持つ筆者が解説します。
渡邉 尚之
法人経営と定期昇給
皆さんの訪問看護ステーションには定期昇給はありますか? 定期昇給とは毎年一定の時期に、年齢や勤続年数等の個人の属性に応じて賃金(主に基本給)を上げる制度です。例えば4月にスタッフの勤続年数等に応じて基本給を昇給させることなどです。
訪問看護ステーションの管理者が地域のニーズを的確に捉えて健全
な経営を行い、その理念を実現するために行うべきことを、公認会
計士・税理士・看護師の資格を持つ筆者が解説します。
渡邉 尚之
法人経営と定期昇給
皆さんの訪問看護ステーションには定期昇給はありますか? 定期昇給とは毎年一定の時期に、年齢や勤続年数等の個人の属性に応じて賃金(主に基本給)を上げる制度です。例えば4月にスタッフの勤続年数等に応じて基本給を昇給させることなどです。
学習への意欲や主体性を引き出すツールとして、「ポートフォリオ」に注目が集まっています。医学界・教育界へポートフォリオの活用を提唱してきた鈴木敏恵さん(シンクタンク未来教育ビジョン代表)は、このたび『ポートフォリオで未来の教育――次世代の教育者・指導者のテキスト』を刊行。医療現場でポートフォリオ活用に取り組まれる藤沼康樹さん(医療福祉生協連家庭医療学開発センター センター長、医師)に、本書の書評をいただきました。
* * *
看護界の重要度の高いテーマを取り上げ、看護職としていま押さえておくべきことをタイムリーに解説する『看護白書』。「令和」を迎えて初となる看護白書のテーマは「看護職の働き方改革」です。少子高齢化による働き手の減少や企業が抱える働き方の課題等を踏まえ、国民の働き方の抜本的な改革が進むなか、看護職はどう取り組むべきか。看護職の働き方改革の全体像と、現場での先進的な事例を知ることができます。
福祉現場をよく知る鳥海房枝さんと、在宅現場をよく知る上野まりさんのお二人が毎月交代で日々の思いを語り、地域での看護のあり方を考えます。
前例にとらわれずに知恵を絞るべき時代
文:鳥海房枝
書類作成に忙殺される職員
先日、なにげなく見ていたテレビ番組で子どものいじめ問題が取り上げられ、識者や文化人(?)がさまざまなコメントを出し合う場面がありました。そこで、教師経験のある教育評論家が「教師が子どもと直接接する時間が大幅に減っている」と言い、その理由として、今の教師は必要書類の作成に時間が割かれ、大変忙しくなっているとのことでした。どこかで聞いた話に似ていると思いながら、第三者評価で訪れた保育所での保育士の姿や、高齢者ケア施設で働く介護職の置かれている状況に結びつけて考えてみました。