SPECIAL BOOK GUDE 「看護」2021年3月臨時増刊号 東日本大震災 医療・看護の10年 次世代を担う看護職へ

今しか伝えられない10年間の記録と経験知

 

10年という節目に、本誌では東日本大震災をテーマにした3月臨時増刊号を発行しました。臨床現場に当時の現場を経験していない看護職が増える中、本号は、この10年の医療・看護の記録を集め、その経験知を次世代を担う看護職へと伝えることを目的に編集。著者の皆さまにも、コロナ禍で医療現場がひっ迫する中、熱意を持ってご執筆いただきました。以下に、その内容をご紹介します。

 

 

 

「看護」2021年3月臨時増刊号

総特集

東日本大震災 医療・看護の10年

次世代を担う看護職へ

●A4判変型/152ページ

●定価2,200円(本体2,000円+税10%)

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今月は長期間ご支持いただいている
ロングセラー書籍のご紹介です。

 

 

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SPECIAL INTERVIEW 『「暮らしの保健室」ガイドブック』が刊行 “社会的処方”として注目したい「よろず相談所」

秋山 正子 さん

(あきやま・まさこ)

 

暮らしの保健室 室長/認定NPO法人マギーズ東京 センター長

NPO法人白十字在宅ボランティアの会 理事長

 

秋田県出身。聖路加看護大学卒業後、臨床及び看護教育に従事。実姉の末期がんの看取りを経験したことで、1992年から東京都新宿区にて訪問看護を開始。2011年「暮らしの保健室」開設。2015年看護小規模多機能「ミモザの家」開設。2016年がん患者と家族のための相談支援の場「マギーズ東京」を開設

 

「やってみたいと思ったとき、それは“手の届くところ”にあります!」と秋山正子さんが声かけをしたコミュニティケア 2019年6月臨時増刊号『「暮らしの保健室」のはじめかた』は大きな反響を呼び、早々に品切れに。そこで大幅な追記と新たな保健室からの報告で60ページ増やし、『「暮らしの保健室」ガイドブック』として書籍化しました。秋山さんら編集企画委員「くらほチーム」の皆さんに、あらためて本書のおすすめポイントをうかがいました。

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SPECIAL BOOK GUIDE 看護職の持つ可能性を最大限に発揮する ナイチンゲールの「越境」が看護にもたらしたもの


クリミアでの活躍で一躍英雄となったナイチンゲールは、類まれな知力・思考力・行動力で公衆衛生改革に邁進し、また看護教育制度の確立に努め、それまで卑しい職業と思われていた看護師のイメージ像を飛躍的に向上させました。一方で、「歴史上初の病院建築家」「統計学の母」とも言われるように、彼女の活躍は「看護」にとどまりません。ナイチンゲールが確固たる信念の下に行った既存の枠からの「越境」は、看護にどのような影響を与えたのかについて考えます。

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