〈コミュニティケア探訪・No.32〉
【地域から自然に生えて10年 ホームホスピスの歩みと広がり
宮崎市のホームホスピス「かあさんの家」――市原美穂さん】
文と写真・村上 紀美子(医療ジャーナリスト)
この連載で何度かご紹介した「マギーズがんケアリングセンター」を日本で(まずは東京に)つくろうと準備にかかっています。「マギーズ東京」のホームページをご覧ください(http://maggiestokyo.org/)。
mkimiko@mbf.nifty.com
❍
認知症でがん末期など、どこも受け入れをためらうような難しい状態の方でも、決して断られることなく最期まで過ごせる第2の家。それがホームホスピス「かあさんの家」です(写真1、2)。本連載2010年1月号、2013年1月号にも登場しています。「地域から生えてきた」と称えられ、試行錯誤と模索の10年で各地に種が飛び、芽生えてきました。10周年を迎えたホームホスピスの姿をご紹介します。 続きを読む…