ナーシング・トゥデイ10月号特集「がん患者の意思決定支援入門」

 10月号の特集のテーマは「がん患者の意思決定支援入門」。編集委員で「診断から治療期」のパートを書いてくださった首都大学東京の三浦里織先生の提案で出来上がった企画です。

意思決定支援では、エンドオブライフ期や、エンドオブライフへ移行する時期の意思決定支援が難しく、今回の特集でも大きく扱っています。ただ、今回の特集で三浦先生が執筆された「診断から治療期」でも患者はさまざまな意思決定をしており、そこにナースの役割もたくさんあることを見てほしいと思っています。

以下に、今回の特集のポイントをまとめてみました。

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トゥデイズ・インタビュー「がん患者の家族への意思決定支援」(柳原清子さん)

NT2012年10月号の連載【トゥデイズ・インタビュー】では、

東海大学健康科学部看護学科教授の柳原清子さんに「がん患者の家族への意思決定支援」をテーマにお話を伺いました。

 

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看護形態機能学視点のヘルスアセスメント「日常生活行動:トイレにいく①おしっこをする」

NT2012年10月号の連載【看護形態機能学視点のヘルスアセスメント】のテーマは、

 

〈日常生活行動〉トイレに行く①おしっこをする

 

おしっこをする」の看護形態機能学視点のヘルスアセスメントでは、従来のヘルスアセスメント・フィジカルアセスメントに以下のような視点が加わります。

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プロアクティブ・コーピング〜長期的な挑戦

NT2012年10月号の連載「楽しく読んじゃう 新★看護学事典」では、看護学事典第2で「プロアクティブ・コーピング」の解説を執筆してくださった濵田珠美先生(旭川医科大学准教授)からエッセイをおよせいただきました。

 

長期的な挑戦

「いつか、1年か2年かわからないんだけど、まあ死ぬかもしれない。その時に家族に何が残せるかなと考えた」

これは、進行非小細胞肺がんの診断を受けた50代の男性患者が、その時に考えたこととして語った言葉です。

 

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NT2012年10月号連載【プリセプターお悩み相談】紹介

NT2012年10月号連載や特集の内容・ポイントを少しずつ、このページでお伝えしていきます

 

【プリセプターお悩み相談】のお悩みは、

 

「看護は失敗が許されない仕事だといつも伝えているのに

……危機意識が低い」

 

これを解決するポイントとして

永井則子先生が挙げるのは、以下の3点。

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