早いものでもう9月。そろそろ来期の研修計画を立てる時期ですね。
「何の研修をしようか」「講師は誰に頼もうか」「どうやって参加者を集めようか」「参加者に満足してもらえる研修はどうすればいいのか」等々、教育担当の方は悩むことも多いと思います。
そんなときにオススメの、研修企画のHOW TO本と、研修のテーマにぴったりの本をご紹介します。
早いものでもう9月。そろそろ来期の研修計画を立てる時期ですね。
「何の研修をしようか」「講師は誰に頼もうか」「どうやって参加者を集めようか」「参加者に満足してもらえる研修はどうすればいいのか」等々、教育担当の方は悩むことも多いと思います。
そんなときにオススメの、研修企画のHOW TO本と、研修のテーマにぴったりの本をご紹介します。
本連載では、聖路加国際大学大学院看護学研究科特任教授の井部俊子さんと、訪問看護パリアン看護部長の川越博美さんが、往復書簡をとおして病院看護と訪問看護のよりよい未来を描きます。さあ、どんな未来が見えてくるのでしょう。
井部俊子さんから川越博美さんへの手紙
訪問看護ステーションビジネス
文:井部俊子
先月号は、お互いの親の看取りを語り合いましたね。拙著『マネジメントの探究』(ライフサポート社, 2007)も手にとっていただきありがとうございました。余談ですが、先日、日本クリティカルケア看護学会学術集会で看護管理の講演をする機会があり、自分の本の紹介をしました。講演を終えると参加者の1人が「本が売れていますよ」と言って近づいて来たので、どうしてわかるのかと問うたところ、講演中にAmazonで購入を始めた人がいて、売れ行きがわかったというのです。何人かは私の話を聞きながら、Amazonで注文していたようです。翌日、ライフサポート社から連絡があり、『マネジメントの探究』が急に動き始めたが、残り少ないので増刷すべきか考えているということでした。私は元来、自分の著書を自分で宣伝することは「恥ずかしながら」避けてきましたが、本が売れないと絶版になってしまうので「恥ずかしながら」はやめようと思った次第です。
福祉現場をよく知る鳥海房枝さんと、在宅現場をよく知る上野まりさんのお二人が毎月交代で日々の思いを語り、地域での看護のあり方を考えます。
災害への新しい備え方
文:鳥海房枝
震度7という途方もない揺れに2度もみまわれ、2カ月半が過ぎても震度3〜4の余震が熊本県、大分県を襲っています。揺れのすさまじさは、勇壮な武者返しの石垣に象徴される熊本城が映画のセットに見えるほど破壊されている映像や、大きな被害がないように見えても地割れが家屋の下を縦走している映像から伝わってきます。
1995年1月の阪神淡路大震災、2004年10月の新潟県中越地震、2011年3月の東日本大震災、そしてこのたびの熊本地震は、ここ20年の間に相次いで発生し、大きな災害として歴史に残るでしょう。日常をなんとなく過ごしながら、実は「歴史的な事象の真っただ中にいるのかもしれない」と感じる自分がいます。そして、震災に対する人々の受け止め方も目に見える形で変化しているように思います。
医療など対人援助の現場で活かせる【臨床瞑想法】の理論と実践をまとめた『臨床瞑想法 心と身体がよみがえる4つのメソッド』を刊行しました。
医療・福祉・心理・教育・宗教など、対人援助の現場で活用する瞑想を【臨床瞑想法】と名づけ、その理論と実践を具体的に紹介しています。日々の生活や仕事に行き詰まったら、【4つのメソッド】(ゆるめる・みつめる・たかめる・ゆだねる)で心と身体をほぐしてみましょう。きっと新しい気づきが得られるはずです。
なお、編著者・大下大圓氏による臨床瞑想法のガイドがこちらの動画で見られますので、ぜひ一度ご覧ください。
今回のオススメ書籍はこれまでとは少し趣向を変え、読者の方のオススメ本3冊+ご自身の新刊を紹介していただきました。
「この人はこんな本を選ぶんだ」と、納得したり、ちょっと意外だったり……興味をもっていただければ幸いです。
第1回目は浜松医科大学臨床看護学講座教授の鈴木みずえさんです。
「私のオススメ3冊」セレクトしていただける方も募集中です!