写真左から、講師の加藤明子さん/松尾玲奈さん/
濱田安岐子さん/中林友美さん
2023年11月よりオンライン研修「キャリア後期の看護職人生―自分らしく幸せに生きる未来を考える」が始まりました。これは好評書籍『40代・50代から考える キャリア後期に向けた看護職人生の組み立て方 資産・生活設計・働き方』を参考に、充実した看護職人生を送るために大切なことは何かを考え、キャリアデザインを描くことをテーマとしています。
2023年11月よりオンライン研修「キャリア後期の看護職人生―自分らしく幸せに生きる未来を考える」が始まりました。これは好評書籍『40代・50代から考える キャリア後期に向けた看護職人生の組み立て方 資産・生活設計・働き方』を参考に、充実した看護職人生を送るために大切なことは何かを考え、キャリアデザインを描くことをテーマとしています。
一般財団法人日本助産評価機構 前 理事
周産期医療の安全性確保のための
日本助産評価機構の取り組みと各種ガイドラインについて
日本助産評価機構は、助産実践および教育の第三者評価に関する事業を行い、母子の保健・福祉の向上に寄与することを目的に活動しています。今号では、周産期における医療安全の取り組みを紹介します。
●日本助産評価機構(JIME)とは
一般財団法人日本助産評価機構(以下:JIME)は、2007年、公益社団法人日本看護協会、公益社団法人日本助産師会、一般社団法人日本助産学会、公益社団法人全国助産師教育協議会という4つの助産関連団体によって特定非営利活動法人として設立されたことに始まります。「母子を中心とした一般市民を対象として、助産実践及び教育の第三者評価に関する事業を行うことで、助産実践及び教育の質の向上と利用者の選択の利便を支援すること、その成果を助産教育機関・実践助産師・一般市民に情報開示し、社会における助産サービスの質の向上に貢献し、これらを通じて、母子の保健・福祉の向上に寄与する」ことを目的に活動しています。
共に新型コロナと闘った
看護職の皆さまへ
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小池 百合子[東京都知事]
こいけ・ゆりこ|1952年、兵庫県生まれ。カイロ大学文学部社会学科卒業。日本初の女性経済ニュースキャスターを経て、1992年参議院議員、1993年衆議院議員に当選。環境大臣、内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策)兼任、内閣総理大臣補佐官(国家安全保障問題担当)、防衛大臣などを経て、2016年には女性初の東京都知事に当選。現在は2期目となる。座右の銘は「備えよ常に」。
Ⅰ 記念に寄せて
『看護』創刊75周年、『コミュニティケア』創刊25周年、おめでとうございます。
日本の看護制度の根幹である「保健師助産師看護師法」(制定当時「保健婦助産婦看護婦法」)が公布されたのは、戦後間もない1948年でした。その翌年に創刊された『看護』の歴史は、戦後の日本の歴史とともに歩んできたといっても過言ではありません。
教育現場の立場から角田直枝さん、在宅現場の立場から大槻恭子さん、福祉現場の立場から鳥海房枝さんに、日々考えていること・
気になっていること・感じていることなどを述べていただく私的エッセイ。
角田 直枝
かくた なおえ
常磐大学大学院看護学研究科
病院・訪問看護ステーション勤務をはじめ、日本訪問看護振興財団の認定看護師教育課程訪問看護学科などで教育に携わる。2010年より茨城県立中央病院・茨城県地域がんセンター看護局長を12年間勤め、2022年3月に退職。同年4月より現職。がん看護専門看護師、特定行為研修修了者。
基礎教育と臨床がつながる教育とは
今年の夏は、全国で大変な暑さになりました。猛暑に加えて雨が少ない地域では農業に、そして海水温の上昇によって漁業にも影響が出ています。これからの冬、春以降、この先の気候変動への不安も大きくなっていますね。そのような中でも、人々の生活はコロナ禍以前の状態に戻ってきており、買い物や外食、旅行、そして現地での学会参加などが活発になっています。
教員の喜びと学生の戸惑い
新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが5類に変更されたことで、看護学生の実習も少しずつ、以前とは変わってきています。具体的には次のような変化です。
経営者の高齢化等により注目されている事業承継。成功させるにはいくつかのポイントがあります。本連載では、事業承継とは何か、事業承継の流れ・留意点などの基礎知識を解説し、実際の支援事例を紹介します。
事業承継は、経営承継と資産承継
坪田 康佑
つぼた こうすけ
訪問看護ステーション事業承継検討委員会
一般社団法人医療振興会 代表理事
看護師/国会議員政策担当秘書
本連載では、訪問看護管理者および経営者に訪問看護事業の事業承継を知ってもらうために、マクロデータやガイドライン1)、事例などを基に、事業承継について多様な視点から解説しています。
前々号・前号では2回にわたって、事業承継の全体像を5つのステップに分けて紹介しました。全体像を把握しておくと、日常業務の延長でできる準備や、めざす経営状況などがわかるため、業務の重複や無駄を減らし、効率的に事業承継に取り組めるようになります。
今回は、事業承継の2つのカテゴリーである「経営の引き継ぎ」と「資産の引き継ぎ」について解説します。