宮崎和加子氏の“あの名著”が復活、さらに進化しました!(動画あり)

『 “生活の場” の看護から導き出された! 在宅ケア リスクマネジメントマニュアル』刊行!!

 

今、まさに “現場” で訪問看護を実践している訪問看護師4人が日々のケアの中から出てきた “生活の場” でのリスクを徹底的に洗い出しました。

 

そして、その原因を「看護師本人」「手順」「環境」などに分類。さらに、そのリスクの影響レベルを「利用者自身・スタッフ」と「事業所」それぞれで評価し、在宅でのリスクマネジメントの第一人者である宮崎和加子氏とともに対処するためのポイントを徹底的に解説する“完全実践本”の誕生です。

 

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著者と読者との交流会 「表参道ナースネット」、始まります!

“学びながら、つながる”表参道ナースネットが始まります!不定期開催となりますが…新刊書籍を中心とした講演やワークショップ、意見交換や情報共有などを行っていく予定です。著者と、そして参加者同士でつながることができるコミュニケーションの場にぜひ、お気軽にご参加ください!

 

 

記念すべき第一回目のテーマは「家族支援をDVDで学ぼう!」です。


①7/14(土)13:00~17:00

「ベッドサイドでの関係づくり――がん終末期患者の家族へのベッドサイドでの支援を例に」

 

②7/15(日)13:00~17:00

「個人面接での関係づくり――がん終末期患者の家族への退院支援を例に」

 

〇講師:畠山とも子先生(福島県立医科大学看護学部家族看護学准教授)

児玉久仁子先生(東京慈恵会医科大学附属病院/家族支援CNS)

 

〇会場:日本看護協会出版会会議室

(東京都渋谷区神宮前5-8-2 日本看護協会ビル4階)

 

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【NT6月号特集】急変回避の法則

今回は、「治療やケアが終わったあとは、ついついほっとしてしまいがちだけど、それらの処置をしたからこそ起こる急変がある」という考えの下、集中ケア・小児救急・がん化学療法看護の認定看護師の皆様に、それぞれの臨床経験の中から、急変の起こりやすいパターンをお考えいただき、法則としてまとめていただきました。

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INR原著論文クリティークより(155号)

本誌では、154号より「International Nursing Review」(オリジナル誌)の原著論文を、翻訳だけでなく日本の看護学研究者によるクリティーク記事と合わせて紹介しています。詳しくは こちら をご覧下さい。

 

4月1日発売(すでに書店などで入手可能)の今号で取り上げた論文・クリティークの中から、評者のお一人、増野園惠先生(兵庫県立大学)ご担当のクリティーク記事の「advice」項目で書いていただいた解説文をご紹介します。レビュー論文のクリティークをめぐってお感じになったことや、取り組む際の留意点などに触れてくださっています。こちら(p.30「Advive」より)


 

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155号クリティーク記事「Advice」より

 

 

INR日本版155号(4月1日発売)に掲載された翻訳&クリティーク記事より、評者・増野園惠先生ご執筆の「Advice」部分を、以下にご紹介します。

 


伝統的な中国の看護の紹介:概念・理論・実践についての総括的レビュー〈Hao Y., et al. (2011) Introducing traditional Chinese nursing: a review of concepts, theories and practices. International Nursing Review 58(3), 319-327〉

 

評者:小坂裕佳子・増野園惠

 

Advice:

 

今回の論文クリティークは、筆者と若手研究者らとで行う論文抄読会の第1回目で取り上げられ検討されたものである。この抄読会のメンバーは、看護システムマネジメントに関心を持っており、この分野の研究動向や研究手法への理解を深めることを目的に集まっている。

 

しかし、メンバーの多くが基礎看護学、成人看護学、高齢者看護学、在宅看護学などの領域で看護基礎教育に携わっており、検討する論文のテーマは実際には非常に多岐にわたる。したがって、今のところテーマや研究デザインにはあまりこだわらず、見識を広められるよう、また互いに学びあう(メンバー同士、またクリティークを通して論文の著者から学ぶ)姿勢で取り組んでいる。

 

今回の論文も、この抄読会がターゲットとするテーマから少し外れた感はあったものの、伝統中医看護(TCN)の紹介ということで、タイトルと要約からは非常に興味を惹く論文に思われた。小坂も述べているように、全人的なアプローチや代替補完療法に対する関心が高まる中、どの看護実践分野においても実践に新たな視点を与えてくれるのではないかと期待があったからである。

 

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