当社おすすめ書籍を、新刊・既刊・古典織り交ぜてご紹介!!
「認知症Plus」は、認知症にかかわる幅広い領域で活躍される専門職や研究者の最新知見を、現場ですぐに活かせる知識やケア技術として紹介していくシリーズです。
「認知症Plus」は、認知症にかかわる幅広い領域で活躍される専門職や研究者の最新知見を、現場ですぐに活かせる知識やケア技術として紹介していくシリーズです。
岡部 美保さん
(おかべ・みほ)
在宅創傷 スキンケアステーション代表
皮膚・排泄ケア認定看護師
1995年前橋赤十字病院退職、群馬県看護協会訪問看護ステーション入職。2015年高崎健康福祉大学訪問看護ステーション入職。2016年管理者に就任。2021年退職し、在宅創傷 スキンケアステーションを開設、現在に至る。2016年高崎健康福祉大学大学院保健医療学研究科看護学専攻修士課程修了
健やかな皮膚は、日々のスキンケアが基本です。療養者の健やかな皮膚を守り、笑顔で暮らしてもらいたい。その思いが込もった『在宅療養者のスキンケア』が発刊されました。皮膚の基本知識(エビデンス)をおさえながら、ドライスキンから褥瘡までのアセスメントと予防的ケアを豊富な実践知を基に丁寧に解説した、本書の読みどころをうかがいました。
認知症の人へのケアに苦手意識をもつ人や、さまざまな不安・思いを抱えながらも、よりよいケアを提供したいと考える医療・看護・介護専門職に向けたシリーズ書籍の18冊目。今回のテーマは「食」です。食べることの要である「口腔」の専門家・歯科医師による解説を中心に、栄養士、看護師の視点を加え、認知症の人の「食」をめぐる問いにわかりやすくお答えします。
■「食」のケアにまつわる基礎知識をQ&Aで整理
本書は下記の構成になっています。
Part1 認知症の人の「食」を支えるケアの考え方
Part2 認知症の人の「食」に関する機能
Part3 認知症の人の「食」を支えるケアの基本
Part4 認知症の人の「食」を支える栄養ケア
Part5 認知症の人の「食」を支える口腔ケア
Part6 認知症の人の「食」を支えるケアの応用
Part7 認知症の人の「食」に関する相談事例
「Part1」はすべてのケア提供者に共通する基本事項であり、「食」のケアを行ううえでたいへん重要な内容です。ここで、いくつかのポイントを抜粋してご紹介します。
一般病院・急性期病院において高齢の入院患者が増える中、臨床現場では認知症対応のスキルアップが求められています。本書は忙しい医療者にとって負担が少なく効果的に学べる「認知症ケアの教育プログラム」を紹介し、このプログラムを基に急性期医療での認知症ケアについてわかりやすく解説しています。付録「医療者のための認知症対応シート」と合わせて今すぐ活用できる知識が満載です。