看護師の倫理調整力 第2版
専門看護師の実践に学ぶ
編:鶴若麻理・長瀬雅子
●A5判/200ページ
●定価2,420円(本体2,200円+税10%)
2022年11月発行
2018年刊行の好評書籍がリニューアル!
臨床現場にあふれる倫理的課題に、医療者はどう対応するか?
13領域のCNSによる20の実践事例を基に考察します
日常の臨床においておぼえる違和感とどう向き合うか。本書では専門看護師(CNS)の役割の1つ、「倫理調整」に注目し、考察の糸口とします。「倫理調整」の実践事例をCNS自身が紹介しており、その具体的な思考プロセス、患者・関係者へのアプローチが参考になると好評を博してきました。初版刊行から4年半。新領域の遺伝看護と災害看護、COVID-19対応を含む8つの事例を加え、第2版としてリニューアルしました。
もしものときにすぐ動ける応急処置52シーン
事故・災害時、駅・路上・旅行先・
イベント会場など、どんな場面でも
編:三上剛人・田口裕紀子
●新書判/200ページ
●定価1,540円(本体1,400円+税10%)
2023年1月発行
50を超える、身近な日常の場面をとおして
もしものときの応急処置の知識・対応を解説します
看護を学ぶ学生や新人のスタッフなど、看護師になったら誰もが押さえておきたい応急処置の知識と手順を簡潔明瞭に紹介します。事故や災害が多発する昨今、病院の外で苦しんでいる急病人や怪我人に遭遇したとき、看護師としてすぐにできること・すべきことを、52の身近な日常シーンをとおして症状・傷病名別にわかりやすく解説しています。すべてのナースの必携書です。
認知症plus緩和ケア
症状緩和とスピリチュアルペインへの対応
編:認知症の緩和ケアに関する研究会
平原佐斗司・小川朝生・遠矢純一郎・
桑田美代子・高井ゆかり・鈴木みずえ
●B5判/208ページ
●定価3,300円(本体3,000円+税10%)
2023年1月発行
従来の「認知症ケア」「緩和ケア」の枠組みを超えた
新たな緩和ケアの考え方です
認知症は、診断された初期からすべての段階で緩和ケアが必要とされます。告知に伴う精神的な痛みへの対応や意思決定、身体的苦痛の緩和など、それぞれの段階に応じて検討すべき課題があります。本書では、疾病の軌跡を踏まえた対応や、病院・高齢者施設・在宅等で展開される緩和ケア、家族への支援など、包括的なアプローチ方法を示します。日本の文化・価値観に根ざした、認知症の人を支える緩和ケアの入門書です。
災害と性暴力
性被害をなかったことにしない、
させないために。
著:小川たまか・長江美代子・
中野宏美・原田奈穂子・草柳和之
●A5判/64ページ
●定価990円
(本体900円+税10%)
2023年1月発行
阪神・淡路大震災や東日本大震災で生じた性被害を
二度と繰り返さないために
過去の大震災時に起こった性暴力は、「それくらい」と軽く見られたり、「そんなことがあったはずはない」と否定されてきました。本書ではその実態を示すとともに、メディアでどのように伝えられたかや、支援者の視点、加害者の心理、ジェンダー視点の避難所づくりなど、災害と性暴力の問題を多面的に捉えました。次の大規模災害でまた同じことを繰り返さないために、私たちは何をすべきかを考えるきっかけにしてください。