【SPECIAL BOOK GUIDE】[認知症plus]シリーズがおかげさまで20冊になりました!
2019年3月刊行の第1弾『認知症plus転倒予防』から始まった[認知症plus]シリーズが、
『認知症plus緩和ケア』で通算20冊になりました。“認知症”という単テーマでここまで続けられたのは読者の皆さまのおかげです。ここでは制作エピソードのご紹介とともに、20冊を並べて俯瞰してみました。ぜひ、1冊でも2冊でも3冊でも……お手に取ってみてください。
人事労務相談室(18)
訪問看護ステーションや高齢者ケア施設で生じやすい
人事労務に関するトラブルと対応策、
またトラブルの防止策について解説いただきます。
パワーハラスメントへの
事業所の対応⑦
行為者へのヒアリングと対応
中山 伸雄
なかやま のぶお
社会保険労務士法人Nice-One 代表 / 社会保険労務士
前回は、パワハラの相談対応の基本的な流れと相談者への一次対応(ヒアリング)の留意点を紹介しました。今回は、相談者へのヒアリング後に行う、行為者へのヒアリングでの注意点、また、パワハラの事実確認ができなかった場合とできた場合の事業所の対応について解説します。
だから面白い訪問看護管理
大学教授から転身し「らふえる訪問看護ステーション」を開設。10年を経た今、訪問看護の未来を見すえて管理者としての思い・考えを語っていただきます。〈筆者が変わりました!〉
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自由な発想でステーションを経営
林 啓子
株式会社らふえる 代表取締役
らふえる訪問看護ステーション 管理者
一般社団法人茨城県訪問看護事業協議会 会長
訪問看護の経験ゼロでステーションを開設
今号から2年間、このコーナーを担当する林啓子です。私は茨城県土浦市で訪問看護事業を営み、株式会社らふえるの社長とらふえる訪問看護ステーション(以下:らふえる訪看)の管理者を兼任しています。
らふえる訪看の営業地域は茨城県南部の土浦市・つくば市・牛久市・阿見町で、結構広域なので移動は車です。都市部と農村部が混在している地域で、阿見町には自衛隊駐屯地があります。土浦市・牛久市・阿見町の高齢化率は、全国平均と同程度。一方、大学や研究機関が集まっているつくば市は学生や研究者が多く、高齢化率は全国平均を大きく下回ります。東京へは車でも電車でも約1時間の距離で、都内への通勤者のベッドタウンとして開発が進み、多種多様な生活背景を持つ人々が住んでいます。