本誌好評連載「ワンポイントレッスン チームを成長させるカンファレンス」で紹介したスキル等がまとめられた『チームを成長させる 会議・カンファレンス35のスキル』が8月に刊行されました。連載・書籍の制作に先立って、弊社の「メールインフォメーション」★1のご登録者を対象にアンケートを実施したところ、院内での会議・カンファレンス運営に関するさまざまなご意見をお寄せいただきました。ここでは特に多かった「悩み」をいくつか取り上げながら、本書の内容を一部ご紹介していきます。
本誌好評連載「ワンポイントレッスン チームを成長させるカンファレンス」で紹介したスキル等がまとめられた『チームを成長させる 会議・カンファレンス35のスキル』が8月に刊行されました。連載・書籍の制作に先立って、弊社の「メールインフォメーション」★1のご登録者を対象にアンケートを実施したところ、院内での会議・カンファレンス運営に関するさまざまなご意見をお寄せいただきました。ここでは特に多かった「悩み」をいくつか取り上げながら、本書の内容を一部ご紹介していきます。
看護界の〈押さえておきたい重要テーマ〉と〈最新の動き〉を集約して毎年、刊行している『看護白書』。令和5年版では「看護職員の処遇改善に向けて―キャリアに応じた賃金制度の見直し」を特集しました。処遇改善の機運が高まっている今、必読の内容です!
「人生の終焉を迎える人」(自分で死を意識するようになった時期から亡くなるまでの期間に生きる患者・利用者)にナースはどのような声かけをすればよいのか……
さまざまな現場から報告します。
vol.9
小川 千夏
群馬大学医学部附属病院
●コメント●
内田 陽子
群馬大学大学院保健学研究科 教授
新人看護師の小川さんが1年目を振り返って、かかわり方に悩んだ3つの事例を紹介します。小川さんはそれぞれの事例において、うまくいったこと、うまくいかなかったことを明らかにし、どのような対応がよかったのか、どう声かけすべきだったのかなどについて深く省察しています。
ナッジとは、人の心理特性に沿って望ましい行動をしたくなるように促す設計のこと。この連載では、3人の医療職をめざす学生がナッジを学ぶ姿を通して、看護・介護に役立つヒントを示します。
医療現場で使えるナッジは?
竹林 正樹
たけばやし まさき
青森大学 客員教授/行動経済学研究者
[今月のゲストスピーカー]
小池 智子
こいけ ともこ
慶応義塾大学看護医療学部 准教授・
健康マネジメント研究科 准教授/看護師
竹林 今回は、看護分野におけるナッジ実践の第一人者である小池智子先生(慶應義塾大学看護医療学部)に登場していただきます。私が以前、小池先生が主催する「医療・介護勤務環境改善ナッジ研究会」に登壇させていただいたご縁で、今回の対談を企画しました。それでは、難波さんから質問をお願いします。
精神科病院で働きながら、文筆活動を行う宮子あずささん。最近気になること、疑問に思うことなどを書きつづります
(34)排便コントロールは看護のキモ
「口がかわくし、便秘をするから、薬は嫌」。精神科で働いていると、よく言われる言葉です。精神科で処方される薬の中には抗コリン作用を持つものがあり、これによって、口渇、便秘、手の震えなどさまざまな副作用が生じます。