[特別寄稿]医療分野でのメタバースの活用

特別寄稿

医療分野でのメタバースの活用

 

梛野 健
順天堂大学医学部眼科学講座
順天堂大学医学部病院管理学研究室
順天堂大学大学院医学研究科デジタル医療講座

 

猪俣 武範
順天堂大学医学部眼科学講座 准教授
順天堂大学医学部病院管理学研究室
順天堂大学大学院AIインキュベーションファーム 副センター長

 

服部 信孝
順天堂大学大学院AIインキュベーションファーム センター長
順天堂大学大学院メディカル・メタバース共同研究講座 研究科長
順天堂大学大学院医学研究科神経学 教授

 

近年、注目を集めているメタバース。医療分野においても、その活用が広がっています。仮想空間上でアバターを介してコミュニケーションが可能となることから、臨床現場でのオンライン診療の普及を後押しするのはもちろん、今後、新たな医療サービスも開発されることが予想されます。本稿では、日本IBM株式会社とともに「メディカル・メタバース共同研究講座」を展開する順天堂大学のメンバーに、メタバースの基本知識、医療分野における活用方法と導入事例、さらには「順天堂バーチャルホスピタル」について解説していただきます。

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【Book Selection】好評既刊書籍のご紹介

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行動変容をそっと促す ナッジを使ったアプローチ⑭

ナッジとは、人の心理特性に沿って望ましい行動をしたくなるように促す設計のこと。この連載では、3人の医療職をめざす学生がナッジを学ぶ姿を通して、看護・介護に役立つヒントを示します。

 

「記録しないこと」には理由がある?

 

竹林 正樹

たけばやし まさき

青森大学 客員教授/行動経済学研究者

 

[今月のゲストスピーカー]

後藤 励

ごとう れい

慶應義塾大学大学院

経営管理研究科・健康マネジメント研究科 教授/医師

 

 

竹林 前回は、後藤励先生(慶應義塾大学大学院)から「経済学は、限りある資源(人・物・金など)を最適配分し、満足度を最大化するための学問」という、経済学の目的を中心にお話しいただきました。
金田くん、後藤先生に質問したいことがあるんですよね?

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生きるということ

 

自分のやるべきことをやる

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尾身 茂[医師・公益財団法人結核予防会理事長]

 

1949年生まれ。東京都中野区出身。1972年、慶應義塾大学法学部を経て自治医科大学に入学(1期生)。同大卒業後、伊豆七島を中心に地域医療に従事。1990年からWHO西太平洋地域事務局、1999年から同事務局長を務めた。2014年に独立行政法人地域医療機能推進機構理事長に、2022年に公益財団法人結核予防会理事長に就任。2020年からの新型コロナウイルス感染症拡大を受けて、新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード構成員、新型コロナウイルス感染症対策分科会長も務めた。

 

われわれの生命は与えられるものです。自分だけで生まれ、自分で好きなようにつくってきたわけではありません。もちろん、生命には皆価値がありますが、両親からの遺伝子や環境など、それぞれが与えられる個性は違います。それぞれの個性に応じて悔いのないように生きるということが大事です。

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[特別寄稿]南海トラフ巨大地震に備えて

特別寄稿

南海トラフ巨大地震に備えて

支援を受ける「受援」の立場から

 

竹崎 久美子

高知県立大学看護学部 教授

 

国は、南海トラフの巨大地震が起きると、震度7の激しい揺れや10メートルを超える大津波が太平洋沿岸を襲い、最悪の場合、死者は32万人を超えるなどと想定しています。こうした中、医療機関、そして看護師にも、この大災害を想定した備えが求められています。本稿では、高知県立大学看護学部教授の竹崎久美子さんに、南海トラフ巨大地震の被害想定などを踏まえて、支援を受ける立場から、高知県におけるこの地震への備えと取り組みについて詳しく紹介していただきます。
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