【Book Selection】新刊書籍のご紹介

 

 

 

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[特別寄稿]今、看護職が知っておくべき情報倫理

特別寄稿

今、看護職が知っておくべき情報倫理

 

坂本 仁美
長崎県立大学看護栄養学部看護学科
講師

 

 

筆者は、情報の特性を理解した上で、安全な情報伝達を行い、より効果的な看護援助を実践するところまでが看護における情報倫理であると指摘します。本稿では、一般的な「情報倫理」との違いや看護に潜む情報リスクを解説した上で、看護職に求められる能力や意識を示します。

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スペシャリストの実践知(37)

各分野のスペシャリストによる看護実践の過程から、困難事例への視点や日々の実践に役立つケア・コミュニケーションのポイント、スキルを学びます。

 

(37)呼吸器疾患

 

日常生活動作に伴う呼吸状態の変化を把握、

適切な在宅酸素療法を支援:中野 かおり

 

 

群馬県看護協会は、県内6カ所に訪問看護ステーションを有し、小児疾患、難病、終末期といった医療依存度の高い利用者を広く受け入れています。前橋市にある当ステーションでは、地域の基幹病院と協働してCOPD地域連携パスを作成するなど、在宅呼吸ケアの充実にも注力しています。

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職員が辞めない組織をつくる!⑭

訪問看護ステーションや高齢者ケア施設の管理者が抱える課題を浮き彫りにし、どうしたら職員が辞めない組織づくりができるのかについて指南します。

 

ターミナルケアにおける
職員の精神的負担を減らす施策

 

横山 郁子

よこやま いくこ

株式会社パーソナル・ナース 代表取締役/訪問看護塾 塾長
神奈川県訪問看護ステーション協議会 会長

 

 

 

ターミナルケアでの不安要素とは

 

在宅でのターミナルケアにおいて、看護師は人生の最後の時間を過ごす利用者・家族を支え導く役割を担っています。余命宣告を受けた利用者・家族は多大なストレスを抱えているため、医療関係者を過度に頼ったり、感情的に取り乱すことがあります。そのような業務を担う職員は知らず知らずのうちにストレスを抱えがちです。

 

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生きるということ

肌に触れるその手の優しさ、
その存在に救われる

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渡辺えり[劇作家・演出家・女優・歌手]

 

わたなべ・えり|山形県出身。舞台芸術学院、青俳演出部を経て、1978年から「劇団3○○」を20年間主催。劇作家、演出家、女優として、また歌手として舞台、映像、マスコミのジャンルを問わず活躍する。戯曲の他、『早すぎる自叙伝 えり子の冒険』(小学館)、『思い入れ歌謡劇場』(中央公論新社)、『渡辺えりの人生相談 荒波を乗り越える50の知恵』(毎日新聞出版)など、著作多数。現在は山形新聞で、独自の切り口で綴るコラム「渡辺えりのちょっとブレーク」も大好評連載中。

 

子どものころから病弱で、往診に来てくださるお医者さんや看護師さんの白衣、そしてアルコール消毒液のにおいを嗅ぐとホッとしてそれだけで具合がよくなるように感じたものだった。
そっとおなかに置く手、おでこに当てる柔らかい手、体温計を挟むために脇の下に触れる手。肌に触れるその手の優しさで、病でくすんだ心が回復していく。

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