発信力を高めるために必要なのはテクニックだけではありません。
看護記録を書くとき、論文を書くとき、すべての文章を書く前に
知っておいたほうがよい大切な考え方をお伝えします。
extra1
伝えるための基礎練習part1
因 京子
前 日本赤十字九州国際看護大学
看護学部教授
皆さま、お久しぶりです。本誌2019年6月号から2021年8月号まで文章の書き方について連載する機会をいただき、その後、連載の内容をまとめた『看護現場で役立つ文章の書き方・磨き方論理的に伝える技法』を2021年10月に上梓しました。おかげさまでご好評をいただき、少し内容を増やした第2版が、今年9月に発売されることになりました。これに先立ち、第2版に加わる予定の章の1つ「伝えるための基礎練習」を2回に分けてご紹介します。