訪問看護ステーションの顧客と人材に関するマネジメントにフォーカスした『訪問看護ステーションの顧客管理と人材管理・育成』を刊行しました。監修・執筆者の公益財団法人日本訪問看護財団の佐藤美穂子常務理事にインタビューし、本書の概要や特長のほか、顧客管理や人材管理・育成における留意点や工夫点、さらにステーション管理者へのメッセージもいただきました。
2023年11月よりオンライン研修「キャリア後期の看護職人生―自分らしく幸せに生きる未来を考える」が始まりました。これは好評書籍『40代・50代から考える キャリア後期に向けた看護職人生の組み立て方 資産・生活設計・働き方』を参考に、充実した看護職人生を送るために大切なことは何かを考え、キャリアデザインを描くことをテーマとしています。
困難の連続の中にも
キラリと光る幸せがある
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安藤 和津[エッセイスト・コメンテーター]
1948年、東京都生まれ。上智大学卒業後、イギリスへ2年間留学。NHKやCNNのキャスターを務めた後、TV・ラジオなど多数の番組に出演。現在は、教育問題・自身の介護経験・「食」などをテーマにした講演会やトークショー、情報番組のコメンテーターなど多岐にわたり活動中。著書に絵本『月うさぎ』(あすなろ書房)、『“介護後”うつ「透明な箱」脱出までの13年間』(光文社)等多数。近著の『“介護後”うつ 「透明な箱」脱出までの13年間』は台湾でも出版された。
まさに光陰矢の如しである。今年の春、私は75歳を迎え「後期高齢者」となった。人生あとどれだけ残りがあるのかは、神のみぞ知るところだが、われながらよくぞ生き延びてきたものだと感慨深い。
新年度がはじまり、早1カ月。職場や住まいなど、環境が変わって疲れを感じている方も多いのではないでしょうか。
かくいう私(編集部員K)もその一人。なんだか体が重くて(単なる食べ過ぎ?)すっきりしない気分が続いています。そんな折、東京・築地にある「聖路加健康ナビスポット:るかなび」で、一般向けに「ミニ健康講座」が開かれるとの情報が。「これはよさそうかも」と思って受講してきました!
「聖路加健康ナビスポット:るかなび」(以下、「るかなび」)は、地域住民が気軽に立ち寄り、健康や体のこと、病気のことなどに関する情報が得られる、“健康情報”のサービススポット。壁一面の本棚に、医療、看護、社会福祉、心理学などの専門書から闘病記や一般書まで、たくさんの書籍が並んでおり、隣のカフェ「タリーズ」でコーヒーを飲みながらゆっくりと読むことができます。
また、健康に関する疑問や不安について、専門職に相談でき、この「健康相談」では看護職が対面で、疑問や不安の解決策、対処法を一緒に考えてくれます。そのほか、体成分分析や骨密度、握力などの「健康チェック」、毎月数回さまざまなテーマを取り上げる「ミニ健康講座」などを行っています。