「自身の潜在力」と「看護の質」を高める “自利利他”のスピリチュアルケアとは!?

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大下 大圓さん (おおした・だいえん)
飛騨千光寺住職、臨床宗教師、日本スピリチュアルケア学会 指導スピリチュアルケア師、高野山傳燈大阿闍梨
1954年岐阜県高山市に生まれる。12歳で出家。高野山で仏教、密教を修業したのちに、スリランカで初期仏教と瞑想を修業。「ビハーラ飛騨」「地球人ネットワーク飛騨」を主宰し、ベッドサイドの傾聴活動や、「飛騨にホスピスをつくる会」会長としての緩和ケア・在宅ホスピス運動等を実践。千光寺「自由なこころの道場」では、心の相談やカウンセリング、瞑想療法を主体とする研修会を行い、全国の看護協会などで講演やワークショップを展開している

 

 

実践的スピリチュアルケア

 これまで限定的に行われてきた感のあるスピリチュアルケアを“ケアリングの応用”と位置づけ、「看護ケアとの関連」「日本人の死生観」「仏教の世界観」など、多方面から考察したのが本書『実践的スピリチュアルケア』です

 日本スピリチュアルケアワーカー協会副会長であり、臨床での実践経験も豊富な大下大圓さんにお話をうかがいました。 続きを読む…

「看護」2014年5月号 第2特集のご紹介!

◆特集2

 

一生もののキャリアファイルをつくる
ポートフォリオ“活用・定着”のヒント

 

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ナースのキャリアをつなげていくための

ポートフォリオ活用のポイントを紹介!

 

研修履歴や日々の業務で得た学びなどをファイル等にまとめ、自身の軌跡を見える化するポートフォリオ

新人看護職員研修を中心に、その活用で職員・組織の活性化につながっている病院等がある一方で、“漫然とやっている”などの理由で継続できず、成果が見えてこないところもあるようです。

定着する場合としない場合の“違い”とは何でしょうか?

 

「看護」5月号の特集2では、まず〈インタビュー〉で、ポートフォリオの第一人者である鈴木敏恵さんに、あらためてポートフォリオの全体像の解説と、医療・看護分野における、スタッフがイキイキ成長し続けるための「ポートフォリオの成功の秘訣と継続のポイント」を述べていただきます。

 

〈事例〉では、看護職がキャリアを重ねていく過程での継続的な活用に成功している病院・看護学校から、ポートフォリオにどのようなものを収めているのか、施設内での取り組みの発表会等、継続がうまくいくための工夫を紹介し、「導入」だけでなく「定着」がカギとされるポートフォリオの効果的な活用のコツを考えていきます。

 

特集1にもご注目を

ここがポイント!
平成26年度診療報酬改定

 

[インタビュー]

もはや「待ったなし」となった

病院の看護管理者に必要な“地域への視点”

──「平成26年度診療報酬改定」で最も重要なこと 福井トシ子

 

[リポート]

平成26年度 社会保険診療報酬改定説明会 編集部

 

[解説]

平成26年度診療報酬改定 髙島 尚子

 

[コラム]

注目したい! 機能強化型訪問看護ステーション 堀川尚子

 

動画で見る『転倒予防いろはかるた』の使い方

厚生労働省の2012年人口動態調査によると、転倒・転落事故による死亡者数は1995年に5,911人だったのが、2012年には7,761人と31%も増加しています。転倒を防ぐには、日ごろから運動習慣をつけ、体力を維持することが大切です。

 

転倒予防学会が転倒予防に関する川柳を一般の方々から募集し、選ばれた48句が『転倒予防いろはかるた』になりました。

絵札は色を塗り、ブランクの札に自分で作った川柳を書き込んで既存の札と取り換えれば、あなただけのオリジナルかるたが完成です!
高齢者施設でのレクリエーション、ご自宅での家族団らんなどにご活用ください。

 

本書は構造上、販売時にはシュリンクされている(透明のテープで包まれている)ため、中身が見えません。

中身を見てから買いたい、具体的にどのように使われているのか見たい、という方、こちらからご覧いただけます!

 

『転倒予防いろはかるた』の使い方

病いとともにある「その人の生きる」を支える “エンド・オブ・ライフケア”が注目されています

長江弘子

長江 弘子さん
(ながえ・ひろこ)
千葉大学大学院看護学研究科
エンド・オブ・ライフケア看護学
特任教授
2007年聖路加看護大学大学院看護学研究科博士後期課程修了(看護学博士)。医療機関、訪問看護などの経験を重ね、1998〜2007年聖路加看護大学地域看護学講師、准教授、2008年1月岡山大学大学院教授を経て、2011年1月に千葉大学大学院看護学研究科エンド・オブ・ライフケア看護学事業の責任者として着任し、現職。日本在宅ケア学会理事。2014年度より放送大学千葉学習センター客員教授

 

 

 

エンドオブライフケア

 超高齢多死社会を迎え、がんや慢性疾患の治療、療養・看取りの場の選択が大きな課題となっています。看護実践者が今まさに模索している“エンド・オブ・ライフケア”について、その概念を整理し、ケアの実践に生かすアプローチ方法を『看護実践にいかす エンド・オブ・ライフケア』に編著としてまとめた長江弘子さんに、読みどころや本書に込めた思いをうかがいました。

 

 

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病院・病棟で進めるシミュレーション教育

阿部幸恵

阿部 幸恵さん
(あべ・ゆきえ)
東京医科大学病院シミュレーションセンター
センター長・教授
防衛医科大学高等看護学院卒業。臨床経験を経て、1997年から9年間は大学・大学院に在籍し、小学校教員免許、児童学博士を取得。2006年から全医療者・医療系学生対象のシミュレーション教育に携わる。2011年琉球大学医学部附属病院地域教育開発講座准教授、2012年より同講座教授および、おきなわクリニカルシミュレーションセンター副センター長を務める。2014年より現職

 

 

シミュレーションシナリオ集

いま、大きな注目を集める看護シミュレーション教育。書籍『1年で育つ! 新人&先輩ナースのための シミュレーション・シナリオ集』では、1年で新人や先輩が育つことをイメージし、病院・病棟の春夏秋冬、時期に合わせた課題を各巻5本取り上げます。
今回、その第1弾となる『春編』を刊行した、看護シミュレーション教育の第一人者である著者の阿部幸恵先生に、この教育を取り入れる利点や注意点などについてうかがいました。

 

 

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