コラム「海外でくらす、はたらく。」(158号)

 

 

「インターナショナル ナーシング レビュー日本版」の連載コラム「海外でくらす、はたらく。」(最新刊:158号)のWeb版です。国内外で活躍する7人の“異邦人”看護師が、日々の暮らしと仕事について語ります。(バックナンバー:155号157号〈※2013.1.18更新:執筆者のご厚意により、誌面掲載分のコラムも公開いたします。〉

 

 

 

◯「ビバ! じゃがいも!」坪田トーレナース 育子さん

大抵のオランダ人は、1日3回も火を通した食事をする日本の話をすると「信じられない!」という顔をします。「日本の主婦(夫)は台所に住んでいるのか!?」と聞かれることもあるのです… 読む

 

 

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トゥデイズ・インタビュー「がん患者の家族への意思決定支援」(柳原清子さん)

NT2012年10月号の連載【トゥデイズ・インタビュー】では、

東海大学健康科学部看護学科教授の柳原清子さんに「がん患者の家族への意思決定支援」をテーマにお話を伺いました。

 

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みんなの医療安全キホンのき「他の職種との連携で安全を守ろう!」

NT2012年10月号の連載【みんなの医療安全キホンのき】のテーマは、

 

「他の職種との連携で安全を守ろう!」

 

安全のための多職種連携のポイントは、次の2つ。

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ビバ! じゃがいも!

文と写真:坪田トーレナース 育子

 

 

オランダの病院のお昼ごはん。(クリックで拡大)

「何とかなるさー」が口癖だった私は、どこの国へ行っても何とかやっていけるんじゃないか? と希望的推測を持ってオランダにやって来ました。あれから15年。確かに、いろんな文化の違いを受け入れ毎日を過ごせるようになりましたが、いまだ受け入れきれてないのが、実は食文化なんです。

 

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タイのハンセン病セルフケア・クリニックで学生は何を学んだか

文と写真:森 淑江

 

患者さんはこの小さなクリニックにいる1時間でセルフケアを学び、残りの23時間は家で実践する。(クリックで拡大)

 

今年から始まった4年生の看護学総合実習では、実習分野は学生の希望によって決められますが、そこに国際看護学実習が選択肢の一つとして加わりました。これまで国際看護の授業は講義のみでしたので、いきなりまとめの実習としての国際看護学実習となるわけです。

 

どこでどのようにすれば、国際看護の考え方を理解して総合実習の目的に合う実習になるかを悩んだ末、タイで22年間ハンセン病の方を対象としたセルフケアクリニックを開いている、阿部春代さん(社団法人好善社)に受け入れをお願いすることにしました。

 

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