NT2012年12月号の連載【トゥデイズ・インタビュー】では、日本保健医療大学老年看護学教授の箕浦とき子さんに「社会人基礎力」をテーマにお話を伺いました。
●箕浦さんからのひとこと
それぞれの職場で話し合って
その職場で必要とされる
具体的な行動例を、
学生や新人に提示していっては
いかがでしょうか
NT2012年12月号の連載【トゥデイズ・インタビュー】では、日本保健医療大学老年看護学教授の箕浦とき子さんに「社会人基礎力」をテーマにお話を伺いました。
●箕浦さんからのひとこと
それぞれの職場で話し合って
その職場で必要とされる
具体的な行動例を、
学生や新人に提示していっては
いかがでしょうか
文と写真・村上 紀美子(医療ジャーナリスト)
涼しげな秋風とともに腰椎手術後のリハビリも進み、国内での活動、再スタートです。手はじめは「ニューヨークの在宅ケアとスピリチュアル自主勉強会」やオランダのBuurtzorg・ヨス代表の来日講演会。
ご感想はmkimiko@mbf.nifty.comへどうぞ。
英国の看護教育は、教育時間が理論と実践で半々バランス、教員も理論と実践の力が求められます。そして仕事に就いてからもニーズの変化に対応すべく知識・技術を学び続け、数年ごとの再登録制度が待っているのです。前回に続き、シティ大学ロンドン(写真1)で、地域&プライマリケア看護が専門のロス・ブライア教授と仲間たちのお話です。(通訳は医療専門の重松加代子さん)
「理論と実践半々バランスの教育」に大きな役割を果たすのが、実践の場の教員たち「メンター」や「実践教員」です。シティ大学ロンドンのチャリティ・アニカさん(写真2)は、スペシャリスト実践教員として、「学生が患者さんの現実の状態に接するときに、学校で学んできた理論と実践が離れないように結びつけることが、私たちの役目」と言い切ります。 続きを読む…
参加者募集のお知らせです。
福島県主催 無料看護職就職フェア/福島県病院見学バスツアー
【無料看護職就職フェア】
日時:2012年11月18日(日)10:30~16:30(10:00~開場)
場所:株式会社パソナ本社ビル 8階ホール(東京都千代田区)
内容:<研修>「偽腕を使った採血研修(要予約、50名限定)」
<パネルディスカッション>「福島県の病院で働くということ~病院での様々な働き方とお役立ち(仮)」石井苗子(モデレーター/東京大学保健学博士)、大橋靖雄(東京大学医学部大学院教授)、福島県病院担当者
<お仕事相談会>(福島県の約40病院がブース出展予定)」
他
158号に掲載したクリティーク記事をこちらで1本公開しています。
評者は英文校正会社のエディターである、Amanda Hindle氏(プロフィール)。論文執筆・構成に必要なポイントがきれいにまとめられています。
たとえば読者が論文を明確に理解できるようにするために必要な言葉の使い方や、図表などの効果的な扱い方、表現の仕方など、実際の論文を実例にしながら、どこにでも通用する普遍的な知識を具体的に得られます。非常に役に立つ内容です。
なお、原著とクリティーク原文にもアクセスできるので、英語学習にもお役立てください。
10月号の特集のテーマは「がん患者の意思決定支援入門」。編集委員で「診断から治療期」のパートを書いてくださった首都大学東京の三浦里織先生の提案で出来上がった企画です。
意思決定支援では、エンドオブライフ期や、エンドオブライフへ移行する時期の意思決定支援が難しく、今回の特集でも大きく扱っています。ただ、今回の特集で三浦先生が執筆された「診断から治療期」でも患者はさまざまな意思決定をしており、そこにナースの役割もたくさんあることを見てほしいと思っています。
以下に、今回の特集のポイントをまとめてみました。