豪雨・水害に対する病院設備の備え~医療福祉建築フォーラム2019より

一般社団法人 日本医療福祉建築協会は、医療福祉建築に関する研究・計画・設計者と他分野の人々が、ともに学び、考える場として、毎年「医療福祉建築フォーラム」を開催しています。

 

9月19日・20日に行われた「医療福祉建築フォーラム2019」から、「平成30年自然災害による病院の被害状況と事業継続に関する調査研究」報告のうち、「豪雨・水害に対する病院設備の備え」に関する講演内容をご紹介します。

 

2017年九州北部豪雨の被害の様子[イメージ写真]

 

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アンガーマネジメント(7)

怒りの感情と上手に付き合う手法“アンガーマネジメント”を看護職が医療・介護現場で生かすための、基礎知識と看護実践への活用のポイントを解説します。

 

 

 

行動のコントロール

光前 麻由美

 

 

 

看護や介護は、患者・利用者の生活に密接しているだけでなく、場合によっては人の命にかかわる仕事です。そのため、本人や家族の思いを尊重しつつも、安全で安心できる療養環境を整えることが重要です。とはいえ、在宅では医療機関のようには療養環境が整っていないことが多く、看護職の理想どおりにはいかないのが現実です。また、患者・利用者や家族に医療・介護の専門知識がなく、ケアの重要性や必要性を理解していないこともあります。そのため看護や介護を提供する側と提供される側の認識のズレから、怒りを感じる場面も少なくないでしょう。

 

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【編集部オススメBOOKs】vol.44 ナースの“働き方改革”に 役立ちます!

 

いよいよ本格的に始まった「働き方改革」。
皆さんの組織では、どんな取り組みがなされているでしょうか?
今月は、労働環境の向上に直結する「人事・労務管理の知識」に

ついてわかりやすくまとめた2冊と、

働くうえでの「意識改革のヒント」を提示する2冊をご紹介します!

 

※これまでの「編集部オススメBOOKs」はコチラ

 

『看護』連載「発信力を高める文章講座」添削希望文章募集! 実践編スタート!

日本看護協会機関誌『看護』において、2019年6月号からはじまった因京子先生の新連載「発信力を高める文章講座 書き始める前に考えること」をご愛読いただいている皆さまにお願いがあります。

同連載は現在、基礎知識編として、実際に書き始める前に何を考えておけばよいのかを毎号お伝えしていますが、こちらがひと区切りついたところで、読者の皆さまから寄せられた文章を実際に添削する実践編がスタートします。

つきましては、ご愛読いただいている皆さまから添削を希望される文章をひろく募集いたします。下記ご確認のうえ、ご応募のほどよろしくお願いいたします。

 

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SPECIAL INTERVIEW 『日野原先生から看護をこころざす人に贈る35のメッセージ』刊行!

徳永 惠子さん

宮城大学看護学部名誉教授
日本創傷・オストミー・失禁管理学会名誉会員/
日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会特別会員

 

1973年、聖路加看護大学衛生看護学部卒業(保健師・助産師・看護師)。1981年、米国クリーブランドクリニックPB.Tumbull,School of ET終了。(株)日本スクイブ(現ブリストルマイヤーズ スクイブ)コンバテック事業部学術部。1997年、宮城大学看護学部教授、2001年、同大学大学院看護学研究科教授、2015年3月、同大学退職。

 

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本書は、1999年12月、宮城大学看護学部2年生に向けた故日野原重明先生の特別講演に際し、事前に提出された看護学生からの質問1つひとつに対して記された日野原先生の助言が基となっています。本書の編集にあたられた徳永惠子さんに、日野原先生の教え子としての思い出や、本書誕生のエピソード、編集に込めた思いをうかがいました。