〈コミュニティケア探訪・No.27〉
【地域看護師とがっちり協力日常的な病気に
幅広く対応
――ドイツの家庭医】
写真1
待合室。子ども用のかわいい椅子とテーブルがあり、絵本やおもちゃも置いてある
写真2
診察室。テーブルを挟んで手前に患者、向こう側に医師が座る。左手にはもう1つの診察室に通じるドア。右手にはベッド
写真3
診察室にあるもう1つのベッド。クリニックで心電図や超音波、血液検査などができる
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文と写真・村上 紀美子(医療ジャーナリスト)
遠距離在宅ケアの超高齢者3人は、ケアチームのおかげで落ち着いています。1人はグループホームで平穏。2人暮らし組は、トイレが自力でだいぶできるようになり、身体介護は休止。訪問看護と訪問診療、シルバーサービスの家事援助です。
mkimiko@mbf.nifty.com
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地域包括ケアのキーパーソンとして注目が高まるかかりつけ医。欧州では「家庭医」と呼ばれ、英国・オランダ・デンマークなどで地域の看護師らと協力チームを組んで、日常的によくある病気や健康問題の大半に対応します。私もドイツで家庭医にかかり、良さを実感しました。 続きを読む…