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日本看護協会出版会「オンライン・ジャーナル・サービス」
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4月号の特集テーマは「急変の“予測と対応”9つのポイント」です。
急変の予測と対応について、病棟・外来のほか、在宅・災害時などをも想定して、時系列に沿ったケアの9つのポイントをご紹介します。今号から始まる「困った事例の誌上コンサルテーション」も交え、リーダーナースとして知っておきたい病棟内・多職種との連携、急変前後の時間軸をも広く想定したケアの実際をご紹介します。
監修:道又元裕(杏林大学医学部付属病院看護部長)
総論
ケアとしての急変の予測と対応
藤野智子(聖マリアンナ医科大学病院/急性・重症患者看護専門看護師/集中ケア認定看護師)
予測と対応の実際
1 必要な物品をそろえる
芝田里花(日本赤十字社和歌山医療センター/救急看護認定看護師)
2 チーム体制をつくる——人員確保と役割分担
芝田里花(日本赤十字社和歌山医療センター/救急看護認定看護師)
3 重要な徴候をキャッチして防ぐ——「何か変?」への対応
芝田里花(日本赤十字社和歌山医療センター/救急看護認定看護師)
4 報告をする——「I-SBAR-C」を用いたコミュニケーションの取り方
阿部弥生(済生会熊本病院/救急看護認定看護師)
5 蘇生する 後小路隆(九州労災病院/救急看護認定看護師)
6 チームで対応する 杉本尚子(東京都立広尾病院/救急看護認定看護師)
7 患者・家族の精神的サポートをする 笠井有希(広島市立広島市民病院/救急看護認定看護師)
8 リーダーの役割・指導について考える 中村悦子(福岡大学病院/救急看護認定看護師)
9 倫理的問題について考える 加藤弘美(千葉県救急医療センター/救急看護認定看護師)
困難事例の誌上コンサルテーション
1「外来での急変時のチーム対応」 宮城久仁子(東京慈恵会医科大学附属柏病院/救急看護認定看護師)
2「病棟での急変の早期発見」 吉川英里(飯塚病院/救急看護認定看護師)
3「病棟での急変時の対応」 合原則隆(久留米大学病院/救急看護認定看護師)
4「病棟での急変時のリーダーの役割」伊藤敬介(高知医療センター/救急看護認定看護師)
5「在宅での急変時の意思決定支援」 研井礼子(福岡赤十字病院/救急看護認定看護師)
NT2013年4月号の連載「楽しく読んじゃう 新★看護学事典」では、看護学事典2版で「組織文化」の解説を執筆してくださった稲田久美子先生(四国大学看護学部看護学科教授)からエッセイをおよせいただきました。
看護ケアを形づくるもの
「『組織文化』って何だろう? 『組織風土』と同じこと?」と、皆さん思っていないでしょうか?
組織文化とは、そこにいる人たちが長い年月をかけてつくり、無意識のうちに大切にし、無意識のうちに共有化しているもの、組織の中にいると決して気づかない、でも外から入って来た人にとってはとても奇異で不思議に思えるものです。
ナースたちが退院支援の仕組みをつくり、うまくいっている病院の実践事例を1つ取り上げ、「意思決定支援」と「自律支援」*)を軸に病棟ナースと在宅ナースがそれぞれの実践を振り返ります。加えて管理者から仕組みづくりの経緯とその内容をうかがいます。
[監修]
宇都宮 宏子 (在宅ケア移行支援研究所 宇都宮宏子オフィス)
[筆 者]
鈴木 加代子(整形外科病棟副看護師長)
高井 隆子(ケアーライフタイヨウケアマネジャー)
稲垣 根子(整形外科病棟看護師長)
NT2013年4月号の【チームづくりのお悩み相談】のお悩みは、
「病院の方針が変わると、チーム内で不満が出て、対立が起こります…」
コンフリクトは組織の成長の証し
組織を取り巻く環境変化に適応しようと急速に変革を進めていくと、メンバーの一部はその変化を脅威と受け取り、さまざまな形で抵抗しようとします。そこで変革を進めようとするメンバーとの間に対立が起こります。となると、組織に葛藤が起きないことは組織変革が起きていないとも考えられます。