好きなことを
続けられることに感謝して
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ずん
飯尾和樹(左)・やす(右)[タレント]
お笑い芸人。浅井企画に所属し、2000年に「ずん」を結成。ボケ担当の飯尾は「さんまのお笑い向上委員会」(フジテレビ)や「飯尾和樹のずん喫茶」(BSテレ東)など、多数のバラエティ番組に出演するほか、「ZIP!」(日本テレビ)では、水曜パーソナリティーを務めている。ツッコミ担当のやすは、コンビでの仕事のほか、地方局でレギュラーのロケコーナー(宮崎放送「わけもん!!『郵便番号の旅』」、テレビ信州「ゆうがたGet!『ずんマンモウ』」)を持つ。飯尾・やすともに、ドラマや映画へと活躍の場を広げている。
Q コンビ名「ずん」の由来を教えてください
飯尾:おっさん2人がコンビを組んだのは2000年で、僕が31歳のころでした。僕もやすも別の相方とコンビを組んでいたのですが、いろいろあって解散し、浅井企画の在庫品として残っていました。当時、まわりから「リンスとリンスが組んだ」とからかわれるほど、“泡立たない”芸風でして、どちらかがシャンプーだったら早く売れたのかもしれません。
やす:コンビ名を決めるとき、僕はノート2ページ分ビッシリ30個ぐらいの候補を考えていました。一方で、飯尾さんは「ずん」「パプリカ」ぐらい。当時、僕はDragon Ashさんにハマっていて、コンビ名にこのバンドのシンボルマークから「百合の紋章」や、芸能界に風穴を開けてやるんだという思いから「KAZAANA」とか「突破口」とかを候補に挙げたのですが、飯尾さんから、こうしたのもいいんだけど、リンス同士のおっさんがギラギラしてどうするんだと言われ、「ずん」というコンビ名となりました。今思えば、この肩の力を抜いた感じのコンビ名のおかげで、多くの皆さんに覚えてもらえたのかなと思っています。