【編集部オススメBOOKs】vol.32 “すぐ目の前にある”災害と向き合うために

 

 

地震や水害などの自然災害が「自身にも降りかかるかもしれない」という漠然とした不安は、近年高い頻度で発生している大規模災を目の当たりにして、ますます現実味を帯びて実感されるようになっているのではないでしょうか。被災地で当事者として、専門職としてどのように判断し行動すべきなのか、ここにご紹介する書籍のように、さまざまな看護職による過去の体験・実践の多面的な記録がその時には大きな力となるはずです。

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SPECIAL BOOK GUIDE 「抑制のない看護は不可能ではない」 金沢大学附属病院に続け! 全国に広がる身体抑制ゼロへの挑戦


高度急性期病院では難しいとされてきた身体抑制減少に挑戦し、ゼロ化を達成した金沢大学附属病院の取り組みと成果を紹介した書籍『急性期病院で実現した 身体抑制のない看護―金沢大学附属病院の挑戦』が刊行になりました。ICUや精神科も含めた抑制ゼロの達成に驚くとともに、「金大ができたなら、当院でもできるはず」と決意を新たにした、という声も届いています。

 

 

 

 

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SPECIAL BOOK GUIDE “経営戦略としてのWLB”がイチからわかる『ナースが元気になる人事管理』刊行!


本誌の人気連載「看護と人事の協働で実現するWLB」をベースに大幅加筆して再構成した本書。おなじみのやさしい語り口と具体的な資料によって、超実戦型の取り組みをわかりやすく提示します。病院の現役人事担当者が導き出した「人事管理の成功メソッド」は、ナースの“働き方改革”に取り組むすべての方におすすめしたい内容です。

 

 

 

 

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【座談会】看護の基本を発揮する「がん患者の就労支援」

【出席者(写真左から)】
橋本 久美子

聖路加国際病院相談支援センター 医療連携室・がん相談支援室 アシスタントナースマネージャー

小迫 冨美恵〈司会〉

横浜市立市民病院看護部がんセンター担当副部長/がん相談支援センター専門相談員/がん看護専門看護師

桜井 なおみ

キャンサー・ソリューションズ株式会社 代表取締役社長


がん患者の3人に1人が就労可能年齢で罹患する今、治療と就労の両立支援は社会全体の課題です。2018年、第3期がん対策推進基本計画が閣議決定。診療報酬改定では支援の充実をめざして「療養・就労両立支援指導料」「相談体制充実加算」が新設。また、厚生労働省「事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン」★1の参考資料として「企業・医療機関連携マニュアル」が公表されました。座談会では、あらためて看護職にはどのような取り組みが可能なのかを話し合っていただきました。

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【編集部オススメBOOKs】vol.31 ケアの質を高める“コミュニケーション力”

 

 

看護職の必須スキルといわれる“コミュニケーション力”。患者さんに対してももちろんですが、看護職同士や多職種間で円滑なコミュニケーションを図ることがケアの質に直結します。そこで今月はズバリ「コミュニケーション」を切り口に4冊をご紹介。お悩みや興味関心にあわせてご活用ください。

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