医療技術の進歩により、がん医療はめまぐるしく変化しています。
高度化・個別化するがん治療を受ける患者をどう支えるか、
また、患者の高齢化に伴う認知症への対応、治療と仕事の両立支援など、新たな課題へのアプローチが求められています。
今回は、がん看護に取り組む方に役立つ4冊をお届けします。
医療技術の進歩により、がん医療はめまぐるしく変化しています。
高度化・個別化するがん治療を受ける患者をどう支えるか、
また、患者の高齢化に伴う認知症への対応、治療と仕事の両立支援など、新たな課題へのアプローチが求められています。
今回は、がん看護に取り組む方に役立つ4冊をお届けします。
「緩和ケア対策」というと日本ではこれまでほぼ“がん”のみでしたが、ここ数年で行政は“がん”以外の疾患にも拡げる方向性を打ち出しました。「緩和ケア」=“がん”疾患患者とその家族のもの、ではなく、これからは生命に関わるすべての疾患に適用されるようになっていくでしょう。
今月のオススメ書籍は緩和医療関連本です。
と言いながら、ここでご紹介しているのはがん看護関連のものばかりです…。
そこでご案内です。
弊社の雑誌『コミュニティケア』6月号(6月1日発行)では、在宅におけるCOPD、脳卒中、心不全、腎不全、認知症など非がん疾患の緩和ケアを特集します。こちらも併せてご覧ください。
2月4日、5日に高知市で「第31回日本がん看護学会学術集会が開催されます。真冬の開催ゆえ大雪になることも多いような印象があるのですが、今年は南国土佐での開催、暖かいといいですね。
そこで今月のオススメ書籍は、弊社のがん看護関連書をご紹介いたします。
→ コチラ へ
改めてがん看護関連の本を集めてみると結構な数が…。
オススメの4冊では収まりきらなかったので、主なものを収載した「がん看護関連書」特設ページも作成しました。
こちらも併せてご覧ください。
平成24(2012)年度の診療報酬改定で外来放射線治療加算がつき、平成26(2014)年度にはがん診療連携拠点病院の指定要件に「放射線治療室に専任の常勤看護師を1人以上配置すること。(中略)がん放射線療法看護認定看護師であることが望ましい」と明記されました。しかし現在、放射線治療機械を所有している施設すべてに認定看護師を配置することは、人数的に難しい状況です。新刊『頭頸部がんの化学放射線療法』の編者の1人、がん放射線療法看護認定看護師の大田史江さんに、放射線療法看護の現状と課題についてお聞きしました。
超高齢多死社会を迎え、がんや慢性疾患の治療、療養・看取りの場の選択が大きな課題となっています。看護実践者が今まさに模索している“エンド・オブ・ライフケア”について、その概念を整理し、ケアの実践に生かすアプローチ方法を『看護実践にいかす エンド・オブ・ライフケア』に編著としてまとめた長江弘子さんに、読みどころや本書に込めた思いをうかがいました。