【SPECIAL BOOK GUIDE】会議・カンファレンス運営の悩みを解決!『チームを成長させる 会議・カンファレンス35のスキル』が刊行

本誌好評連載「ワンポイントレッスン チームを成長させるカンファレンス」で紹介したスキル等がまとめられた『チームを成長させる 会議・カンファレンス35のスキル』が8月に刊行されました。連載・書籍の制作に先立って、弊社の「メールインフォメーション」★1のご登録者を対象にアンケートを実施したところ、院内での会議・カンファレンス運営に関するさまざまなご意見をお寄せいただきました。ここでは特に多かった「悩み」をいくつか取り上げながら、本書の内容を一部ご紹介していきます。

 

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【SPECIAL BOOK GUIDE】「医療職俸給表(三)」の改正は、キャリアに応じた処遇改善を進める好機! 令和5年版 看護白書 看護職員の処遇改善に向けてキャリアに応じた賃金制度の見直し

看護界の〈押さえておきたい重要テーマ〉と〈最新の動き〉を集約して毎年、刊行している『看護白書』。令和5年版では「看護職員の処遇改善に向けて―キャリアに応じた賃金制度の見直し」を特集しました。処遇改善の機運が高まっている今、必読の内容です!

 

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人生の終焉を迎える人にどう語りかけるか

「人生の終焉を迎える人」(自分で死を意識するようになった時期から亡くなるまでの期間に生きる患者・利用者)にナースはどのような声かけをすればよいのか……
さまざまな現場から報告します。

 

vol.9

1人ひとりの患者さんに真摯に向き合い、
そのとき看護師としてできることを行う

 

 

小川 千夏

群馬大学医学部附属病院

 

コメント
内田 陽子
群馬大学大学院保健学研究科 教授

 

新人看護師の小川さんが1年目を振り返って、かかわり方に悩んだ3つの事例を紹介します。小川さんはそれぞれの事例において、うまくいったこと、うまくいかなかったことを明らかにし、どのような対応がよかったのか、どう声かけすべきだったのかなどについて深く省察しています。

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人事労務相談室(26)

訪問看護ステーションや高齢者ケア施設で生じやすい

人事労務に関するトラブルと対応策、

またトラブルの防止策について解説いただきます。

 

 

[Q&A]求職者について、

その働きぶりを前の勤務先に問い合わせてもいい?

 

中山 伸雄

なかやま のぶお

社会保険労務士法人Nice-One 代表 / 社会保険労務士

 

 

事業者が採用時に最も強く願うのは「採用の失敗をしたくない」ということでしょう。中途採用の場合、もし求職者の働きぶりについての情報や評価を前の勤務先に聞いてから判断できたら、事業者側にとってはどれほどありがたいでしょうか。しかしその一方で、前の勤務先の主観的な評価で次の就職のチャンスを阻害されてしまうことは、求職者にとっては大きな問題となります。

 

今回は、以前の中途採用での失敗から、求職者の働きぶりについて前の勤務先に聞くことはできるかという相談事例を基に、法的な視点や注意点、その他の対応策についてご紹介します。

 

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生きるということ

天使の衣装をまとったプロ

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笠井 信輔[アナウンサー]

 

東京都出身。早稲田大学卒業後、フジテレビのアナウンサーを33年、情報番組「とくダネ!」を20年間担当。2019年10月フリーランスとなり、その2カ月後に血液がんである悪性リンパ種と判明。4カ月半の入院、抗がん剤治療の結果「完全寛解」となる。ブログは15万人、インスタグラムは20万人の

フォロワーを持つ。2021年に「#病室WiFi協議会」を立ち上げ、「病室にWi-Fiを!」運動をけん引している。

著書に闘病エッセイ「生きる力 引き算の縁と足し算の縁」(KADOKAWA)。今年8月に新刊本「がんがつなぐ足し算の縁」(中日新聞社)刊行予定。

 

「コロナ」と書いて「コドク」と読む。

 

私が血液がんの悪性リンパ腫と診断されたのは2019年12月。新型コロナウイルスが日本に上陸する直前でした。ステージ4、遺伝子異常があり脳に転移しやすく、予後の悪いがん。局アナからフリーアナに転身してわずか2カ月での宣告に、絶望とともに死を覚悟しました。

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