今年度の看護白書は2011年3月11日に発生した東日本大震災における、日本看護協会を始めとする各団体の支援活動に焦点を当て、まとめました。今回の経験から得られた課題を基に、今後の災害支援活動にどう取り組むべきなのか、示唆に富む内容になっています。
●総論の主な内容
「東日本大震災の特徴」について、室崎益輝氏(関西学院大学総合政策学部教授)が解説。
「公益社団法人としての日本看護協会の災害支援活動」を井伊久美子氏(日本看護協会専務理事)が報告。被災3県である「岩手、宮城、福島の県看護協会の活動」内容を、それぞれ時系列で兼田昭子氏(岩手県看護協会長)、上田笑子氏(宮城県看護協会長)、高橋京子氏(福島県看護協会長)が振り返ります。 続きを読む…