当社おすすめ書籍を、新刊・既刊・古典織り交ぜてご紹介!!
「コミュニティケア」は、毎月発行している
訪問看護、介護・福祉施設でのケア 専門誌です。
本誌もぜひお手にとってみてください。
コミュニティケアバックナンバー一覧→https://www.jnapc.co.jp/products /list?category_id=3
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訪問看護ステーションや高齢者ケア施設で生じやすい
人事労務に関するトラブルと対応策、
またトラブルの防止策について解説いただきます。
パワーハラスメントへの
事業所の対応②
パワハラの判断基準とスタッフに教えるべき基礎知識
中山 伸雄
なかやま のぶお
社会保険労務士法人Nice-One 代表 / 社会保険労務士
前回は、2020年6月より施行された改正労働施策総合推進法(労働施策の総合的な推進並びに労働者の雇用の安定及び職業生活の充実等に関する法律)、通称「パワハラ防止法」の内容について述べました。
主なポイントをおさらいとしてまとめると、以下のとおりです。
訪問看護ステーションや高齢者ケア施設の管理者が抱える課題を浮き彫りにし、どうしたら職員が辞めない組織づくりができるのかについて指南します。
訪問看護師が退職する
5つの理由
横山 郁子
よこやま いくこ
株式会社パーソナル・ナース 代表取締役/訪問看護塾 塾長
神奈川県訪問看護ステーション協議会 会長
利用者によりよいケアを提供し続けるためには、職員がやりがいを感じながら生き生きと仕事に向き合うことのできる環境づくりが欠かせません。
本連載では、「職員が辞めない組織をつくる!」と題して、働きやすい職場環境のつくり方やステーション運営のポイントなどについて解説します。
前回の診療報酬改定時に日本看護協会が実施し、大好評を博したオンデマンド研修「院内研修に活用できる! 重症度、医療・看護必要度 まるわかりガイド」が、書籍になりました。今次改定に基づき情報をアップデートするとともに、内容の充実化を図りました。
本制度をコンパクトかつ過不足なく解説した、院内研修テキストとしても、自己学習用にもおすすめの1冊です。
■診療報酬改定と「重症度、医療・看護必要度」
「重症度、医療・看護必要度」は、入院患者の状態を客観的に評価することによって看護の必要量を把握し、適正な看護職員配置を検討するための指標として開発されました。
2002年度診療報酬改定において導入されて以来、2年ごとの診療報酬改定で見直しが行われ、評価項目や「評価票」に変更が加えられてきました。名称も、「重症度」から「重症度・看護必要度」、そして現在の「重症度、医療・看護必要度」へと移り変わっています。
現在、急性期の入院患者の状態像を把握する全国的に標準化されたデータは、この「重症度、医療・看護必要度」のみです。そして、これにより得られたデータは、各医療機関における入院患者の状態を踏まえた看護職員の配置などの看護管理に、さらには、国として今後の入院医療のあり方を検討する際に役立てられます。