【Book Selection】シリーズ【看護の知】

当社おすすめ書籍を、新刊・既刊・古典織り交ぜてご紹介!!

 

 

学術論文として言語化された看護の実践知を、現場で働く看護職や一般の人々 にも手にとっていただけるよう、読み物に再構成したシリーズです。

 

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SPECIAL BOOK GUIDE もう一人のクリミアの天使、メアリー・シーコール ~『ナイチンゲールはなぜ戦地クリミアに赴いたのか』より~

クリミア戦争で看護に従事した人物といえば
真っ先にナイチンゲールの名前が挙がりますが、
ナイチンゲール以外にも戦地で活躍した看護師は多くいました。
「黒人のナイチンゲール」と称されたメアリー・シーコールも
その一人です。戦後、ヴィクトリア女王やイギリス国民から
その貢献を讃えられながらも、およそ1世紀もの間、
彼女は忘れられた存在でした。ここでは、クリミアの激戦地で
イギリス兵のために孤軍奮闘し医療にあたった
シーコールの生涯を紹介します。

 

写真 メアリー・シーコールの彫像(マーティン・ジェニングズ作)

テムズ川を挟んで対岸の国会議事堂を見据えながら、向かい風にマントをたなびかせて歩いている姿。(CC0 1.0)

 

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行動変容をそっと促す ナッジを使ったアプローチ①

ナッジとは、人の心理特性に沿って望ましい行動をしたくなるように促す設計のこと。この連載では、3人の医療職をめざす学生がナッジを学ぶ姿を通して、看護・介護に役立つヒントを示します。

 

頭でわかっているのに

行動できないのはなぜ?

 

竹林 正樹

たけばやし まさき

青森県立保健大学 博士/行動経済学研究者

 

 

相手を動かすということ

 

竹林 相手に望ましい行動をしてもらおうとしたけれどうまくいかなかった、という経験はありますか?

 

難波 私のまわりで、病気がひどくなるまで受診しない人がいて……。

 

竹林 最先端の治療方法が確立されても、患者が受診しないと医師は治療の提案すらできません。特に看護や介護では、心身の健康のために相手の行動変容を促したいと考える場面は多いでしょう。この連載では、「科学的根拠に基づいて人を動かす方法」を学んでいきます。人を動かす方法には、大きく分けて4つの段階があります1) 。
①正しい情報の提供(普及啓発)
②行動したくなる環境の整備(ナッジ)
③褒美と罰の設定(インセンティブ*1)
④選択の制限(強制)

 

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人事労務相談室❿

訪問看護ステーションや高齢者ケア施設で生じやすい

人事労務に関するトラブルと対応策、

またトラブルの防止策について解説いただきます。

 

“問題スタッフ”への
事業所の対応②

 

中山 伸雄

なかやま のぶお

社会保険労務士法人Nice-One 代表 / 社会保険労務士

 

 

 

前回は、“問題スタッフ(できることなら退職してもらいたいスタッフ)”が出現した場合の「初動」の対応法について紹介しました。ここで言う問題スタッフの出現とは、「素行が悪い」「能力不足」「勤怠不良」などのスタッフを雇い入れてしまったとき、またはスタッフにこれらが見られるようになったときです。前回のおさらいをすると、初動対応のポイントは以下の通りです。

 

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【Book Selection】看護管理者おすすめシリーズ紹介

当社おすすめ書籍を、新刊・既刊・古典織り交ぜてご紹介!!

 

 

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