看護界の〈押さえておきたい重要テーマ〉と〈最新の動き〉を集約して毎年、刊行している『看護白書』。令和4年版では、老人訪問看護制度創設から30年に際して「訪問看護のさらなる推進」をテーマに、「多機能化」「人材育成・活用」「看護サービスの質向上・業務効率化」等の先進的な事例を紹介します。
■時代の変遷の中で進化してきた訪問看護のさらなる推進
『看護白書』は毎年、看護界における最新・最重要のデータと情報を集約、日本看護協会の重点事業を踏まえて紹介しています。
『令和4年版 看護白書』は、1992年の老人訪問看護の制度化から30年の節目を迎え、市民の関心も高まっている「訪問看護のさらなる推進」を特集します。看護小規模多機能型居宅介護(看多機)の実践、専門性の高い訪問看護師の地域での活躍、訪問看護の質向上、高齢者以外にも対応するサービス展開を進めている先進事例などを取り上げました。