看護職として必要な看護・医療・福祉などに関する厳選した161のデータを1冊に

看護データ2014年版看護が置かれている状況とそれを包む医療全体の状況、社会保障、日本や世界の情勢を知ることは看護の基本といえます。『知りたい統計がまるごと1冊! 看護データ2014年版』では、最初に看護の現状と看護を取り巻く状況に関する諸データを解析し、医療や社会全体に広げていき、保健師・助産師・看護師として活動するのに必要な161の基本データを掲載しています。看護職の「国家試験合格者数・合格率の推移」を例に、本書の3つの特徴をご紹介します。

 

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「自身の潜在力」と「看護の質」を高める “自利利他”のスピリチュアルケアとは!?

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大下 大圓さん (おおした・だいえん)
飛騨千光寺住職、臨床宗教師、日本スピリチュアルケア学会 指導スピリチュアルケア師、高野山傳燈大阿闍梨
1954年岐阜県高山市に生まれる。12歳で出家。高野山で仏教、密教を修業したのちに、スリランカで初期仏教と瞑想を修業。「ビハーラ飛騨」「地球人ネットワーク飛騨」を主宰し、ベッドサイドの傾聴活動や、「飛騨にホスピスをつくる会」会長としての緩和ケア・在宅ホスピス運動等を実践。千光寺「自由なこころの道場」では、心の相談やカウンセリング、瞑想療法を主体とする研修会を行い、全国の看護協会などで講演やワークショップを展開している

 

 

実践的スピリチュアルケア

 これまで限定的に行われてきた感のあるスピリチュアルケアを“ケアリングの応用”と位置づけ、「看護ケアとの関連」「日本人の死生観」「仏教の世界観」など、多方面から考察したのが本書『実践的スピリチュアルケア』です

 日本スピリチュアルケアワーカー協会副会長であり、臨床での実践経験も豊富な大下大圓さんにお話をうかがいました。 続きを読む…

看護 2014年6月臨時増刊号 好評発売中です!

評価指標を全国初公開! 

 

“DiNQL(ディンクル)”を詳しく解説した
これからの病棟マネジメントで必読の総特集です 

 

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◆総特集

 

ベンチマーク評価で“看護”を変える!

労働と看護の質向上のためのデータベース事業

DiNQL ディンクル

 

 

2012年度よりスタートした日本看護協会の「労働と看護の質向上のためのデータベース事業」(事業愛称:DiNQL ディンクル)。

 

この事業は病棟看護師長をはじめ、日々、頑張っている看護管理者を応援する事業です。

 

主に“病棟”単位でデータ比較を行い、ベンチマーク評価を通じた看護管理者の病棟マネジメントをサポートします。

 

看護実践の内容等を“評価指標”としてITシステムに入力すると、レーダーチャート推移グラフ“看護の質”が見えて、客観的なデータを基に同規模の病院や他病棟との比較評価が可能になります。

 

看護実践をデータ化し、全国の病院等から評価指標を収集したデータベースを構築することでベンチマーク評価ができるようになり、日本中の看護職の労働条件・労働環境改善や看護の質向上につなげていくことが期待されます。

 

2014年度の事業開始に先立ち、「看護」6月臨時増刊号では同事業の概要や2013年度試行事業に参加した病院の声を紹介し、日々の看護をよりよいものにしていくデータマネジメントを考えます。

 

 

自分たちの“頑張り”を可視化し、スタッフのモチベーションを向上する手段としても、ご注目ください。

 

事業キャラクター「ディンキー」の表紙が目印です!

「看護」2014年5月号 第2特集のご紹介!

◆特集2

 

一生もののキャリアファイルをつくる
ポートフォリオ“活用・定着”のヒント

 

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ナースのキャリアをつなげていくための

ポートフォリオ活用のポイントを紹介!

 

研修履歴や日々の業務で得た学びなどをファイル等にまとめ、自身の軌跡を見える化するポートフォリオ

新人看護職員研修を中心に、その活用で職員・組織の活性化につながっている病院等がある一方で、“漫然とやっている”などの理由で継続できず、成果が見えてこないところもあるようです。

定着する場合としない場合の“違い”とは何でしょうか?

 

「看護」5月号の特集2では、まず〈インタビュー〉で、ポートフォリオの第一人者である鈴木敏恵さんに、あらためてポートフォリオの全体像の解説と、医療・看護分野における、スタッフがイキイキ成長し続けるための「ポートフォリオの成功の秘訣と継続のポイント」を述べていただきます。

 

〈事例〉では、看護職がキャリアを重ねていく過程での継続的な活用に成功している病院・看護学校から、ポートフォリオにどのようなものを収めているのか、施設内での取り組みの発表会等、継続がうまくいくための工夫を紹介し、「導入」だけでなく「定着」がカギとされるポートフォリオの効果的な活用のコツを考えていきます。

 

特集1にもご注目を

ここがポイント!
平成26年度診療報酬改定

 

[インタビュー]

もはや「待ったなし」となった

病院の看護管理者に必要な“地域への視点”

──「平成26年度診療報酬改定」で最も重要なこと 福井トシ子

 

[リポート]

平成26年度 社会保険診療報酬改定説明会 編集部

 

[解説]

平成26年度診療報酬改定 髙島 尚子

 

[コラム]

注目したい! 機能強化型訪問看護ステーション 堀川尚子

 

病いとともにある「その人の生きる」を支える “エンド・オブ・ライフケア”が注目されています

長江弘子

長江 弘子さん
(ながえ・ひろこ)
千葉大学大学院看護学研究科
エンド・オブ・ライフケア看護学
特任教授
2007年聖路加看護大学大学院看護学研究科博士後期課程修了(看護学博士)。医療機関、訪問看護などの経験を重ね、1998〜2007年聖路加看護大学地域看護学講師、准教授、2008年1月岡山大学大学院教授を経て、2011年1月に千葉大学大学院看護学研究科エンド・オブ・ライフケア看護学事業の責任者として着任し、現職。日本在宅ケア学会理事。2014年度より放送大学千葉学習センター客員教授

 

 

 

エンドオブライフケア

 超高齢多死社会を迎え、がんや慢性疾患の治療、療養・看取りの場の選択が大きな課題となっています。看護実践者が今まさに模索している“エンド・オブ・ライフケア”について、その概念を整理し、ケアの実践に生かすアプローチ方法を『看護実践にいかす エンド・オブ・ライフケア』に編著としてまとめた長江弘子さんに、読みどころや本書に込めた思いをうかがいました。

 

 

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