【SPECIAL BOOK GUIDE】[認知症plus]シリーズがおかげさまで20冊になりました!

 

2019年3月刊行の第1弾『認知症plus転倒予防』から始まった[認知症plus]シリーズが、
『認知症plus緩和ケア』で通算20冊になりました。“認知症”という単テーマでここまで続けられたのは読者の皆さまのおかげです。ここでは制作エピソードのご紹介とともに、20冊を並べて俯瞰してみました。ぜひ、1冊でも2冊でも3冊でも……お手に取ってみてください。

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SPECIAL BOOK EVENT 「医療者のための新人共育ノート」出版記念コーチング大会

2022年9月25日(日)に、奥山美奈氏の「医療者のための新人共育ノート: 強みを引き出し やる気を高める」(以下:共育ノート)の出版を記念して開催されたコーチング大会をリポートする。

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日本放射線看護学会が第11回学術集会をオンライン開催 書籍『「チーム医療」とは何か』の著者・細田美和子氏が特別講演

2022年9月17~18日、日本放射線看護学会第11回学術集会がオンライン(リアルタイム配信・オンデマンド配信)で開催された。放射線看護の実践や被ばく・災害対応について議論されたほか、最新の放射線診療についての情報を提供するための「市民公開講座」も開催された。

会長の桜井礼子氏(東京医療保健大学立川看護学部教授)は今学術集会のテーマである「Clientoriented radiological nursing~放射線看護が挑むイノベーション」について講演した。放射線診療を受ける患者・家族ら対象者本位(client-oriented)の実践のためには「チーム医療」と「意思決定支援」が重要であり、「看護職はキーパーソンとしての役割を担う」と指摘。がん放射線療法看護認定看護師や2022年2月に分野特定された放射線看護専門看護師の活動にも期待を寄せた。また、安全管理体制の構築には看護職の現任教育の充実が必須とし、「看護管理者のマネジメントが求められる」と述べた。

星槎大学大学院教育学研究科教授・細田満和子氏による特別講演「変革し続ける医療におけるチーム医療」では、チーム医療を構成する要素や患者と専門職との関係性について、社会学の視点から解説された。細田氏は「患者の医療参画がかつてないほど重要となってきている」と話し、病や障害とともに生きる患者の姿を紹介。患者を社会で支える基盤をつくるためには、地域を含めた多職種による「エンゲージメント」(それぞれの立場から支援し、患者と双方向にかかわり合うこと)が重要になるとした。

シンポジウム「看護職にかかわる放射線防護の“今”と“これから”」では、放射線防護方策や、2020年に同学会が公表した「看護職のための眼の水晶体の放射線防護ガイドライン」について報告があった。

さらに、放射線リスクコミュニケーションや原子力災害、がん医療での放射線治療・看護などをテーマに、2日間にわたり活発な議論が展開された。次回は2023年9月9~10日に長崎にて開催予定。

 

「看護」2022年12月号 NEWS FLASH より

 

「チーム医療」とは何か 第2版
患者・利用者本位のアプローチに向けて

細田満和子 著
A5判/280ページ
定価:2,750円(本体2,500円+税10%)
ISBN 978-4-8180-2361-1

 

 

 

 

 

 

【Book Selection】今月のテーマ 認知症plusシリーズのご案内②

当社おすすめ書籍を、新刊・既刊・古典織り交ぜてご紹介!!

 

「認知症Plus」は、認知症にかかわる幅広い領域で活躍される専門職や研究者の最新知見を、現場ですぐに活かせる知識やケア技術として紹介していくシリーズです。
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SPECIAL INTERVIEW ありったけの「足への想い」を込めて 9年ぶりの大改訂!~『新 はじめよう! フットケア』刊行

西田 壽代さん

(にしだ・ひさよ)

 

足のナースクリニック 代表

一般社団法人日本トータルフットマネジメント協会 会長

 

聖路加看護大学卒業後、聖路加国際病院、東京海上ベターライフサービス株式会社、駿河台日本大学病院を経て2010年に独立し、「足のナースクリニック」を開設。病院や高齢者施設、訪問看護ステーション等と提携し、フットケアやWOC分野におけるスタッフ教育や患者ケア、多職種連携・調整等を実施している。皮膚・排泄ケア認定看護師、保健師、介護支援専門員、救急救命士、日本フットケア・足病医学会評議員

 

「これだけ広範囲が網羅され、かゆいところに手が届く本はほかにない」など、高い評価を得ていた前書『はじめよう! フットケア[第3版]』が大改訂されました。監修・西田壽代氏が、足をみるときに「今、何が起きていて、何をすればよいのか」を症状別に理解するための観察やケアのポイントを整理。新たに動画も加わった充実の本書について、西田氏にうかがいました。

 

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