動画で見る『転倒予防いろはかるた』の使い方

厚生労働省の2012年人口動態調査によると、転倒・転落事故による死亡者数は1995年に5,911人だったのが、2012年には7,761人と31%も増加しています。転倒を防ぐには、日ごろから運動習慣をつけ、体力を維持することが大切です。

 

転倒予防学会が転倒予防に関する川柳を一般の方々から募集し、選ばれた48句が『転倒予防いろはかるた』になりました。

絵札は色を塗り、ブランクの札に自分で作った川柳を書き込んで既存の札と取り換えれば、あなただけのオリジナルかるたが完成です!
高齢者施設でのレクリエーション、ご自宅での家族団らんなどにご活用ください。

 

本書は構造上、販売時にはシュリンクされている(透明のテープで包まれている)ため、中身が見えません。

中身を見てから買いたい、具体的にどのように使われているのか見たい、という方、こちらからご覧いただけます!

 

『転倒予防いろはかるた』の使い方

「退院したら認知症が悪化していた」とならないために 急性期病院での認知症高齢者の ケアの質向上に向けて

認知症高齢者のケア

パーソン・センタードな視点から進める

急性期病院で治療を受ける
認知症高齢者のケア

入院時から退院後の地域連携まで

 

 人口の高齢化が進む現在、急性期病院に入院してきた高齢者が認知症だったということは珍しくなくなってきました。しかし急性期病院のスタッフは、認知症に関する知識が少なかったり、認知症高齢者に慣れていないことが多く、認知症の行動・心理症状を起こす患者の対応に苦慮しています。身体拘束や無視など医療者の不適切な行為により認知症の症状が悪化し、身体的疾患の治療を終えても入院前の生活場所へ戻ることができないケースも増えています。しかし、急性期病院でも、認知症高齢者の視点を尊重したケアと工夫により、認知症の症状を悪化させずに治療を行うことができます。
 小社刊『急性期病院で治療を受ける認知症高齢者のケア』では、急性期病院での認知症高齢者に対するさまざまな取り組みについて紹介しています。

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“思い出”を語るとき、高齢者は笑顔になる!
“写真を使った回想法”実践のすすめ

 

★『認知症予防のための回想法』の共著者・梅本充子先生が、週刊文春 4月24日号(4/17発売)の伊藤隼也さんの連載:認知症予防「最新レッスン」で取材されました!

 

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鈴木 正典さん
(すずき・まさのり)
出雲市民病院 麻酔科部長
1947年福井県生まれ。1972年鳥取大学医学部卒業(専攻:麻酔学・疼痛管理)。鳥取大学麻酔学教室などを経て、1997年松江生協病院院長。2009年出雲医療生活協同組合理事長。2010年より現職。1995年から回想法に取り組み、その普及のため講演活動を行っている

 

 

認知症予防のための回想法

認知症予防のための

回想法

看護・介護に活かすアプローチ

 

「回想法」は、昔の思い出を語り合い、共感しながら心の安定をはかるケアです。脳の活性化につながることから、近年、介護予防や認知症の予防対策として注目され、高齢者ケア施設や地域の福祉団体主催のサロン活動において盛んに取り組まれるようになっています。長年、回想法を実践し、このたびその“コツとヒント”を著書『認知症予防のための回想法』にまとめた鈴木正典氏に、本書の特徴や効果的な活用法などについてうかがいました。

 

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【NT4月号特集】高齢患者へのかかわり方ワンポイントアドバイス

今回のテーマは高齢患者。総論のみ老人看護専門看護師の桑田美代子さんにご執筆いただきましたが、その他は、すべて各分野の認定看護師にご執筆いただきました。

 

病棟に高齢者が多いのは今に始まったことではありませんが、その割合は、特にこれからの10年増えていくことが予想されています。

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【NT2月号特集】一般病棟の認知症患者 日常生活と療養を支える

前回は、いきなり「おたよりコーナー」の紹介でしたが、今回はフツーにメインの特集の紹介です。

 

今回のテーマは認知症を併発している(もしくはしているかもしれない)一般病棟の患者さんの日常生活や療養をどのように支えるか。

 

認知症患者の移動・移乗・入浴・排泄・食事といった日常生活や、与薬・周手術期・リハビリ・口腔ケア・呼吸管理などの療養をどのように支えていったらよいのか、そのポイントを認知症看護認定看護師の皆さんに教えていただきます。

 

臨床の知恵がいっぱい詰まった特集です。是非ご覧ください。

 

NT2012年2月号の詳細はこちら