「看護」3月臨時増刊号が発売中です!
この増刊号では「チーム医療」を総特集。厚生労働省が昨年公表した「チーム医療推進のための基本的な考え方と実践的事例集」に収録されている現場の実践事例を、詳細に紹介しています。
また、厚生労働省のチーム医療に関連する各検討会委員を中心とした有識者たちが、看護師、医師、薬剤師などそれぞれの立場から「チーム医療と看護」について語っています。
例えば、こんなことが書いてあります。
チーム医療の推進は、今まで何でもやってきた(やらされてきた)看護師にとって、原点回帰を図るよい契機となるのではないかと思う
高いCareの能力を持った看護師が、医師と看護師の中間的診療領域でCureも担当することになれば、また違った医療の展開が可能であろう
ポイントは「チーム医療を推進する目的を職員間で共有すること」である
チーム医療の中で、お互いにできる範囲を少しでも拡大しながら、協力体制を築いていくことで、患者=国民が受けられる医療の質も変わってくるのではないか
地域でのチーム医療の推進とは、換言すれば“在宅医療の推進”であり、さらに言えば“訪問看護の普及”である
「自施設でどのようなチームが必要なのか」「編成可能なチームであるか」を検討するには、この“事例集”が大いに参考となるだろう
巻末には「チーム医療推進のための基本的な考え方と実践的事例集」そのものも完全収録し、チーム医療の検討・構築・評価に役立つ一冊としました。ぜひご覧ください。