【著者による直筆レビュー!】人気看護師YouTuber・へいさんが解説! 吸引・排痰のスキルアップに役立つ一冊
人気YouTuber・看護師へいさんによる書籍『看護の沼にハマる①看護師へいPresents 吸引・排痰法』は、2024年3月の刊行以来、多くの読者の方々から好評いただいています。
このたび〈著者本人による渾身の書籍レビュー〉をお寄せいただきましたので、本ページでもシェアいたします✨
へいさんのプロフィールは、こちらの個人サイトをご参照ください。
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初の著書「看護師へいpresents 吸引・排痰法」を出版しました!
みなさんがいつも応援してくれていたおかげで、目標の一つである初出版が叶いました。本当にありがとうございます!
この本は、私がこれまで出会ったどの吸引・排痰系の本よりも現場に寄り添った内容にできたと自負しています。
看護師の疑問を根拠から解説したり、「こんなとき、どうすればいいの?」といった解決策を具体的に記載しました。
動画で見たい方はこちら
精神科訪問看護へようこそ
病棟から精神科訪問看護に飛び込んだこころさんが、看護大学で働くカワウソ先生との対話を通して在宅の精神科看護を学び、成長していく物語です。
川下 貴士 ●かわしも たかし
松蔭大学看護学部看護学科精神看護学 助教
第6回 100点満点じゃなくても
前回のあらすじ
こころさんは調子を崩して入院してしまったAさんになにができるか、悩みました。しかし、「心理教育」の一環としての服薬支援や治療同盟についてカピバラ先生から教わり、再び前を向きます!
こころ カワウソ先生、実はとってもうれしい報告があります!
カワウソ こころさん、すごく素敵な笑顔ですね。どうしましたか?
こころ それが……Aさんが退院してから、2週間ほどたっているのですが、状態が安定しているんです。
カワウソ それはよかったです! 状態が安定している、ということはお薬も継続的に飲めているのでしょうか?
こころ 実はAさん、入院したときに糖尿病であることがわかって、薬が増えたらしく……。その際に病棟の看護師さんから服薬支援を受けていたという話も聞いたのですが、薬を飲むことに関する考えは入院前とあまり変わらないように感じました。ただ、カピバラ先生から教わったこと*1を実践してみたら、今のところうまくいっているんです!
カワウソ ふむふむ。どんな説明をしたのか、ぜひ聞かせてください。①
POINT①
現実世界では、患者さんの個人情報を公にするのは厳禁ですよ!
行動変容をそっと促す ナッジを使ったアプローチ㉚
ナッジとは、人の心理特性に沿って望ましい行動へと促す設計のこと。ゲストスピーカー・医療職のタマゴたちとともに、看護・介護に役立つヒントを示します。
みんらぼカードの広告で
人生会議を周知する
竹林 正樹
たけばやし まさき
青森大学 客員教授/行動経済学研究者
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医療職のタマゴたちが交代でナッジを学びます。
金田 侑大さん
城戸 初音さん
難波 美羅さん
竹林 2024年11月号、12月号では、一般社団法人みんなの健康らぼ*1(以下:みんらぼ)の理事、坪谷透先生(総合内科専門医)をお招きし、どうすれば「人生会議(アドバンス・ケア・プランニング:ACP)」がうまく進められるかについて伺いました。
あらためて、坪谷先生のお話の中で、何が印象的でしたか?。
N.Focus プロセス改善による生産性向上 NKリーン生産方式の活用①
プロセス改善による生産性向上 NKリーン生産方式の活用①
兄井 利昌 ● あにい としまさ
株式会社日本経営業務プロセス改善部 部長
リーンコンサルティング認定ゴールド資格保有
[略歴]
東京組織人事コンサルティング部門責任者およびリーンチーム責任者を務める。コンサルタントの解決策提供スタンスではなく、「現場職員が問題を発見し、解決するスタンス」をメインとする。約20年の医療機関へのコンサルティング経歴があり、コンサルティング実績は延べ100件以上。総務省公営企業アドバイザー(医療機関対象:医師の働き方改革、業務改善・効率化、人事制度構築等)も務めた。
筆者は、リーン生産方式という手法を医療現場に適した形で導入し、改善を行っているコンサルタントです。本稿では、この生産方式の概要を説明した上で、看護現場でよく見られる無駄と、その原因・対策を解説します。