大学教授から転身し「らふえる訪問看護ステーション」を開設。10年を経た今、訪問看護の未来を見すえて管理者としての思い・考えを語っていただきます。
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新しい門出に……花はいつか咲く
林 啓子
株式会社らふえる 代表取締役
らふえる訪問看護ステーション 管理者
一般社団法人茨城県訪問看護事業協議会 会長
自分の未来予想図を思い描けていますか
春は、新人看護師が医療者として新たな人生のスタートを切る時期。まずは「おめでとう」と、エールを送ります。
新人看護師の皆さんの中には、らふえる訪問看護ステーションに実習に来た学生たちもいるかと思うと、感慨深い気持ちになります。ここ数年、実習生の皆さんには団塊の世代が後期高齢者となり、高齢化率が30%を超える2025年に自分自身がどのような分野、どのような立場で社会に貢献しているか、思い描きながら学んでほしいと話してきました。あっという間に時は過ぎ、今年の新人たちは看護師として、2025年問題の真っただ中に飛び込んでいくことになります。