SPECIAL BOOK GUIDE 認知症の人をみつめ、ケアをみつける新書籍シリーズ [認知症plus] 始動! 第1弾のテーマは“転倒予防”

認知症を持つ人の行動には生活歴や身体状態などが深くかかわっており、その人をみつめ、全人的理解のもとで看護ケアを実践していく必要があります。[認知症 plus]は、認知症を持つ人と向き合うことに苦手意識を持っていたり、不安を抱えているけれども、よりよいケアを提供したいと考えている看護・介護職の方にケアのヒントをみつけていただくための新シリーズです。

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アンガーマネジメント(2)

怒りの感情と上手に付き合う手法“アンガーマネジメント”を看護職が医療・介護現場で生かすための、基礎知識と看護実践への活用のポイントを解説します。

 

気をつけたい4つの“怒り”

光前 麻由美

 

前号では、怒りは誰にでもある感情で、身を守るために必要なものだとお話ししました。私たち人間には喜怒哀楽の感情があり、嬉しいことがあれば喜び、悲しいことがあれば泣いたり落ち込んだりするのと同様、怒りも自然な反応です。半面、扱いを間違えるとトラブルにつながる可能性も秘めています。そこで、今回は気をつけたい怒りの傾向について紹介します。

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本人・家族との関わりの悩みはコレですっきり!(2)

「渡辺式家族アセスメント/支援モデル」をベースとした人間関係「見える化」シートによる分析やアプローチ方法、カンファレンスの進め方について解説します。

 

 

突然持ち込まれた相談

渡辺 裕子

 

 

はじめに

 

本連載では、利用者ご本人やご家族、あるいは周囲のスタッフとのかかわりに悩んだときに、その困難な状況をどのように理解したらよいのか、必要となる視点についてお話しします。

 

今回は私が経験したある事例をご紹介します。そして次回は、その事例のその後の展開と、事例の持つ意味について「リフレーミング」「物語としての理解」という視点から掘り下げてみたいと思います。

 

なお、ご紹介する事例は、いくつかのエピソードをつなぎ合わせたフィクションであることを申し添えます。

 

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【編集部オススメBOOKs】vol.40 平成から令和へ! 時代の移り変わりから 「看護」を見つめ直す

 

 

30年以上続いた平成もあと数日で終わりを迎え、5月1日から令和となります。時代の移り変わりを身近に感じる改元ですが、この機会に日本の看護の歴史を改めて振り返ってみてはいかがでしょうか? さまざまな角度から「看護」を見つめ直すことができる4冊をピックアップしました。

 

※これまでの「編集部オススメBOOKs」はコチラ

 

 

SPECIAL BOOK GUIDE 「多様な価値観、多様な働き方時代のリーダーシップバイブル! 『医療者のための 共育コーチング  ―心を動かし チームを動かす』刊行!

本誌連載「これでワンランクUP! 相手も自分も責めないコミュニケーション術」でもおなじみ、奥山美奈氏の著書が刊行になりました。全国の医療施設や看護協会、看護学校で、年間約200件のトレーニングや研修・講演を請け負う名コーチが、よりよい職場づくりのために「今日から使える」テクニックを伝授します!

 

 

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