「病院は忙しすぎて、退院する患者の“生活”が見えにくいのでは?」と感じているナースは多いと思います。では、患者・利用者の「生活」とは、どのようなもので、どう支えていけばよいのでしょうか? そして、なぜ病院では“見えにくい”のでしょうか?
訪問看護ステーションや特別養護老人ホームなど“地域”のナースのための専門誌「コミュニティケア」の2016年11月臨時増刊号では、今まで漠然と使われてきた患者・利用者の「生活」について、訪問看護師や高齢者ケア施設などのナースが密につながっている「生活を支える看護師の会」のナースたちの実践報告を基に考えていきます。