今すべての看護職に伝えたい“ケア”の大切さ ——『看護の時代 看護が変わる 医療が変わる』が発刊

川島 みどり さん(日本赤十字看護大学 名誉教授)

 

「ずっと、いつかは“看護の時代”が来ると思っていました。だから、東日本大震災後に日野原重明先生が出された“いまこそ『看護』の出番です”というメッセージに、とても共感しました」

と語るのは、日本の看護の成長に貢献し続けている川島みどり先生。

 

2011年3月11日に起こった東日本大震災で被災した地域に、何度も足を運んだ。そして、病院・医療器具・電気など、あらゆるものがなく、高度医療が機能しない状態を目の当たりにしたとき「ナイチンゲールなら、この状況で何をしただろうか……。ここには、もう素手だけしか残っていない。今こそ“手当て”が必要だ」と、強く思ったという。

 

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「コミュニティケア」2012年6月臨時増刊号、6/25発売です!

コミュニティケア

2012年6月臨時増刊号

 

介護報酬・診療報酬ダブル改定を生かす

地域包括ケアで飛躍する“看護”

 

「コミュニティケア」編集部 編

 

〈協力〉

 

公益社団法人日本看護協会

公益財団法人日本訪問看護財団

社団法人全国訪問看護事業協会

 

2012年4月、介護報酬・診療報酬のダブル改定が行われました。今までになく「在宅」「地域」に重点が置かれたものとなっており、訪問看護や施設看護に従事するナースにとって、改定内容を正しく理解し、日常の看護を見直して効率的な事業運営を考えることは必須のことといえましょう。

 

さらに新たに創設されたサービスにチャレンジすることで、これから間違いなく進む“地域包括ケア”において、まさに“看護”が要となる存在になり、「“看護”を飛躍させる」大きなチャンスを迎えているのです。

 

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遅ればせながら、コミュニティケア5月号のお知らせです♪♪

6月号が発売して4日が経過……という遅ればせながらなタイミングですが、コミュニティケア5月号のお知らせです☆

 

特集は「新開発の“シート”でできる!高齢者ケア施設での転倒予防」。

コミュニティケアの編集委員でもある特定非営利活動法人メイアイヘルプユー事務局長・

鳥海房枝さんと、代表理事・新津ふみ子さんが中心となって開発した、転倒の高リスク者を事前に絞りこむための「アセスメントシート」、事故発生後に活用する「要因分析シート」の内容・使い方を詳説し、この2つのシートを使って取り組む転倒予防の方法を大特集しています!!

 

発売から1カ月たち、編集部には続々とうれしいご感想のお便りをいただいています。

 

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『在宅ケア リスクマネジメントマニュアル』マニュアル・ダウンロード

『“生活の場”の看護から導き出された! 在宅ケア リスクマネジメントマニュアル』〈付録〉事故対応・予防対策マニュアル」 で紹介されているマニュアルのワード形式データを用意しました。

 

以下からダウンロードして、各事業所独自のマニュアルを作成するときにご利用ください。

 
 
 
 

〈事故対応マニュアル〉

①交通事故への対応

②医療事故・ケア事故への対応

③スタッフに起こり得る事故

④針刺し後の基本的な対応

⑤針刺し直後の対応(HIV)

⑥針刺し直後の対応(B型肝炎)

⑦針刺し直後の対応(C型肝炎)

⑧結核への対応

⑨疥癬への対応

⑩虐待への対応

⑪盗難・紛失・情報漏洩・破損事故

⑫自殺・不審死・セクハラなど


〈予防対策マニュアル〉

1.感染経路別予防策

2.手洗い(手指衛生)の実際

3.医療廃棄物の取り扱い

宮崎和加子氏の“あの名著”が復活、さらに進化しました!(動画あり)

『 “生活の場” の看護から導き出された! 在宅ケア リスクマネジメントマニュアル』刊行!!

 

今、まさに “現場” で訪問看護を実践している訪問看護師4人が日々のケアの中から出てきた “生活の場” でのリスクを徹底的に洗い出しました。

 

そして、その原因を「看護師本人」「手順」「環境」などに分類。さらに、そのリスクの影響レベルを「利用者自身・スタッフ」と「事業所」それぞれで評価し、在宅でのリスクマネジメントの第一人者である宮崎和加子氏とともに対処するためのポイントを徹底的に解説する“完全実践本”の誕生です。

 

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