看護が置かれている状況とそれを包む医療全体の状況、社会保障、日本や世界の情勢を知ることは看護の基本といえます。『知りたい統計がまるごと1冊! 看護データ2014年版』では、最初に看護の現状と看護を取り巻く状況に関する諸データを解析し、医療や社会全体に広げていき、保健師・助産師・看護師として活動するのに必要な161の基本データを掲載しています。看護職の「国家試験合格者数・合格率の推移」を例に、本書の3つの特徴をご紹介します。
看護が置かれている状況とそれを包む医療全体の状況、社会保障、日本や世界の情勢を知ることは看護の基本といえます。『知りたい統計がまるごと1冊! 看護データ2014年版』では、最初に看護の現状と看護を取り巻く状況に関する諸データを解析し、医療や社会全体に広げていき、保健師・助産師・看護師として活動するのに必要な161の基本データを掲載しています。看護職の「国家試験合格者数・合格率の推移」を例に、本書の3つの特徴をご紹介します。
これまで限定的に行われてきた感のあるスピリチュアルケアを“ケアリングの応用”と位置づけ、「看護ケアとの関連」「日本人の死生観」「仏教の世界観」など、多方面から考察したのが本書『実践的スピリチュアルケア』です
日本スピリチュアルケアワーカー協会副会長であり、臨床での実践経験も豊富な大下大圓さんにお話をうかがいました。 続きを読む…
評価指標を全国初公開!
“DiNQL(ディンクル)”を詳しく解説した
これからの病棟マネジメントで必読の総特集です
◆総特集
ベンチマーク評価で“看護”を変える!
労働と看護の質向上のためのデータベース事業
DiNQL ディンクル
2012年度よりスタートした日本看護協会の「労働と看護の質向上のためのデータベース事業」(事業愛称:DiNQL ディンクル)。
この事業は病棟看護師長をはじめ、日々、頑張っている看護管理者を応援する事業です。
主に“病棟”単位でデータ比較を行い、ベンチマーク評価を通じた看護管理者の病棟マネジメントをサポートします。
看護実践の内容等を“評価指標”としてITシステムに入力すると、レーダーチャートや推移グラフで“看護の質”が見えて、客観的なデータを基に同規模の病院や他病棟との比較評価が可能になります。
看護実践をデータ化し、全国の病院等から評価指標を収集したデータベースを構築することでベンチマーク評価ができるようになり、日本中の看護職の労働条件・労働環境改善や看護の質向上につなげていくことが期待されます。
2014年度の事業開始に先立ち、「看護」6月臨時増刊号では同事業の概要や2013年度試行事業に参加した病院の声を紹介し、日々の看護をよりよいものにしていくデータマネジメントを考えます。
自分たちの“頑張り”を可視化し、スタッフのモチベーションを向上する手段としても、ご注目ください。
事業キャラクター「ディンキー」の表紙が目印です!
◆特集2
一生もののキャリアファイルをつくる
ポートフォリオ“活用・定着”のヒント
ナースのキャリアを“つなげていく”ための
ポートフォリオ活用のポイントを紹介!
研修履歴や日々の業務で得た学びなどをファイル等にまとめ、自身の軌跡を見える化する“ポートフォリオ”。
新人看護職員研修を中心に、その活用で職員・組織の活性化につながっている病院等がある一方で、“漫然とやっている”などの理由で継続できず、成果が見えてこないところもあるようです。
定着する場合としない場合の“違い”とは何でしょうか?
「看護」5月号の特集2では、まず〈インタビュー〉で、ポートフォリオの第一人者である鈴木敏恵さんに、あらためてポートフォリオの全体像の解説と、医療・看護分野における、スタッフがイキイキ成長し続けるための「ポートフォリオの成功の秘訣と継続のポイント」を述べていただきます。
〈事例〉では、看護職がキャリアを重ねていく過程での継続的な活用に成功している病院・看護学校から、ポートフォリオにどのようなものを収めているのか、施設内での取り組みの発表会等、継続がうまくいくための工夫を紹介し、「導入」だけでなく「定着」がカギとされるポートフォリオの効果的な活用のコツを考えていきます。
◆特集1にもご注目を
ここがポイント!
平成26年度診療報酬改定
[インタビュー]
もはや「待ったなし」となった
病院の看護管理者に必要な“地域への視点”
──「平成26年度診療報酬改定」で最も重要なこと 福井トシ子
[リポート]
平成26年度 社会保険診療報酬改定説明会 編集部
[解説]
平成26年度診療報酬改定 髙島 尚子
[コラム]
注目したい! 機能強化型訪問看護ステーション 堀川尚子
厚生労働省の2012年人口動態調査によると、転倒・転落事故による死亡者数は1995年に5,911人だったのが、2012年には7,761人と31%も増加しています。転倒を防ぐには、日ごろから運動習慣をつけ、体力を維持することが大切です。
転倒予防学会が転倒予防に関する川柳を一般の方々から募集し、選ばれた48句が『転倒予防いろはかるた』になりました。
絵札は色を塗り、ブランクの札に自分で作った川柳を書き込んで既存の札と取り換えれば、あなただけのオリジナルかるたが完成です!
高齢者施設でのレクリエーション、ご自宅での家族団らんなどにご活用ください。
本書は構造上、販売時にはシュリンクされている(透明のテープで包まれている)ため、中身が見えません。
中身を見てから買いたい、具体的にどのように使われているのか見たい、という方、こちらからご覧いただけます!