特定行為研修を修了した看護師が、広く現場で活躍しています。同研修を修了した認定看護師には大きな期待が寄せられ、すでに多様な場で活躍がみられます。他方、「修了者を十分活用できていない」との管理者の声も聞かれ、マネジメント面での課題が指摘されています。看護管理者には、どのような役割とマネジメントが求められているのでしょうか? これに応える本書の内容の一部をご紹介しましょう。
SPECIAL BOOK GUIDE 2021年度 現行の認定看護師からの移行者を含め新たな認定看護師が誕生! 『令和2年版 看護白書 特定行為研修を修了した認定看護師の活用』
SPECIAL INTERVIEW 「わざ」の伝達と倫理的感受性 その技は誰にとってすぐれているのか
シリーズ[看護の知]は、学術論文として言語化されたすぐれた看護の実践知を現場で働く看護職に読んでいただけるよう、読み物として再構成した書籍です。シリーズ第5弾となる『「わざ」を伝える』の著者・川名るりさんと、小児看護専門看護師の仁宮真紀さんに、看護スタッフ間で「わざ」を伝えることと、それに関連する倫理的感受性について語っていただきました。
【Book Selection】今月のテーマ: 日々のケアに取り入れてみては? ホリスティックケア
SPECIAL INTERVIEW 待望の改訂!『学習課題とクイズで学ぶ 看護マネジメント入門 第2版』
原 玲子さん
(はら・れいこ)
日本赤十字秋田看護大学副学長
盛岡赤十字看護専門学校卒業後、仙台赤十字病院に勤務する。手術室、整形外科病棟、外来の看護師長、教育担当の看護副部長として、看護管理の実践を行い、2005年日本赤十字社幹部看護師研修センター教務部長として認定看護管理者教育に携わる。日本赤十字社幹部看護婦研修所修了。慶應義塾大学文学部卒業。山形大学大学院医学系研究科看護学専攻修士課程修了。2010年宮城大学看護学部教授。2020年より現職。
2011年に発行した『学習課題とクイズで学ぶ看護マネジメント入門』は、読者から「要点がまとめられており、初学者にもわかりやすい」「基礎知識の習得に非常に役立った」などの声が寄せられたロングセラーです。このたびの第2版の刊行にあたって、著者の原玲子氏に、本書の特色などについてうかがいました。
SPECIAL INTERVIEW 『創傷ケアワークブック スキン-テア/褥瘡/下肢潰瘍』 創傷のアセスメント力&ケア力を高めたい皆さんへ
田中 秀子さん
(たなか・ひでこ)
淑徳大学看護栄養学部 教授
Rosewell Park Memorial Institute(New York)ETスクール、東洋大学社会学部、宮城県立宮城大学大学院看護学研究科看護学専攻(修士課程)を卒業。1997年日本看護協会認定部WOC看護(現 日本看護協会看護研修学校皮膚・排泄ケア)学科専任教員を経て、2007年より現職。2015〜2019年淑徳大学看護栄養学部学部長。2017年より一般社団法人日本創傷・オストミー・失禁管理学会理事長。
2014年刊行の『褥瘡ケアステップアップワークブック』が、「スキン-テア」「下肢潰瘍」を加え、「創傷ケア」の学びの書として生まれ変わりました。「全身の状態も考慮した創傷の的確なアセスメント力とケア力」を身につけるためのオールカラー“学習書”の誕生です。監修の田中秀子先生に、本書のおすすめポイントをうかがいました。