今回のテーマは高齢患者。総論のみ老人看護専門看護師の桑田美代子さんにご執筆いただきましたが、その他は、すべて各分野の認定看護師にご執筆いただきました。
病棟に高齢者が多いのは今に始まったことではありませんが、その割合は、特にこれからの10年増えていくことが予想されています。
今回のテーマは高齢患者。総論のみ老人看護専門看護師の桑田美代子さんにご執筆いただきましたが、その他は、すべて各分野の認定看護師にご執筆いただきました。
病棟に高齢者が多いのは今に始まったことではありませんが、その割合は、特にこれからの10年増えていくことが予想されています。
前回は、いきなり「おたよりコーナー」の紹介でしたが、今回はフツーにメインの特集の紹介です。
今回のテーマは認知症を併発している(もしくはしているかもしれない)一般病棟の患者さんの日常生活や療養をどのように支えるか。
認知症患者の移動・移乗・入浴・排泄・食事といった日常生活や、与薬・周手術期・リハビリ・口腔ケア・呼吸管理などの療養をどのように支えていったらよいのか、そのポイントを認知症看護認定看護師の皆さんに教えていただきます。
臨床の知恵がいっぱい詰まった特集です。是非ご覧ください。
([1]からのつづき…)
また「事故発生のメカニズム――あるファミリーレストランで起きたミステリー」という項目のように、身近な事例を用いて「謎解き」をしながら、医療事故発生のメカニズムの理解へつなげる工夫をしている頁もあります。
危険予知トレーニング(KYT)や根本原因分析法(RCA)の方法についても、すぐに実践・応用できるようにわかりやすく説明しており、楽しく学習しながら医療安全管理への理解を深めると同時にリスクセンスも養えるような画期的な構成にしているつもりですので、学生や新人看護職員が読むのにもってこいの内容です。もちろん復習したいナースの皆さんにもお薦めです。
『DVDBOOK 臨床での家族支援1 ベッドサイドでの関係づくり』
※本書の使い方(サンプル映像あり)は こちら
「ベッドサイドで気になる患者・家族がいても、いざとなるとどう声をかけたらいいのか、戸惑うことはありませんか? なぜ、何に戸惑ってしまうでしょうか?」
臨床での家族支援、まずは、ベッドサイドでこんなことから始めてみませんか?
①あいさつをし、自己紹介をする
②気にかけていることを示す
③共感を示す
④日常生活援助を取り入れる
〈目次〉
第1章 ベッドサイドでの関係づくり
第2章 DVD解説
1 このDVDを使った学習の進め方
2 DVD解説
『DVDBOOK 臨床での家族支援1 ベッドサイドでの関係づくり』と『DVDBOOK 臨床での家族支援2 個人面接での関係づくり』を同時に刊行しました。
わかっているつもりでも実践が難しい家族看護……。患者・家族への対応力をつけるには「実践のトレーニング」が必要です!DVDで家族への対応の「失敗編」と「成功編」を見ながら、ベッドサイドと個人面接での関係づくりを学びましょう!
〇本書の使い方
附属DVDには同じ事例で異なる対応場面「失敗編」と「成功編」が収録されています。各場面には「解説なし」と「解説入り」の映像があります。DVDを見ながら書籍の解説を読むことで、看護師の振る舞いが患者・家族に与える影響を観察することができます。
ここでは『DVDBOOK臨床での家族支援1 ベッドサイドでの関係づくり』の中でご紹介している【失敗編】場面1:気まずくなってしまう看護師(解説なし/解説入り)を例に、本書の使い方を見てみましょう。