「退院したら認知症が悪化していた」とならないために 急性期病院での認知症高齢者の ケアの質向上に向けて

認知症高齢者のケア

パーソン・センタードな視点から進める

急性期病院で治療を受ける
認知症高齢者のケア

入院時から退院後の地域連携まで

 

 人口の高齢化が進む現在、急性期病院に入院してきた高齢者が認知症だったということは珍しくなくなってきました。しかし急性期病院のスタッフは、認知症に関する知識が少なかったり、認知症高齢者に慣れていないことが多く、認知症の行動・心理症状を起こす患者の対応に苦慮しています。身体拘束や無視など医療者の不適切な行為により認知症の症状が悪化し、身体的疾患の治療を終えても入院前の生活場所へ戻ることができないケースも増えています。しかし、急性期病院でも、認知症高齢者の視点を尊重したケアと工夫により、認知症の症状を悪化させずに治療を行うことができます。
 小社刊『急性期病院で治療を受ける認知症高齢者のケア』では、急性期病院での認知症高齢者に対するさまざまな取り組みについて紹介しています。

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『もしもの時に必ず役立つ! 緊急・応急処置Q&A』
が刊行!

もしも救急・応急QA
もしもの時に必ず役立つ!
緊急・応急処置

Q&A

 

事故現場で傷病者を発見したら、看護職として、あなたは何をしますか? “仕事中の出来事だけではなく、家庭やサークル活動、地域活動の中でも役に立つ本を家庭に1冊”をコンセプトに、看護職なら誰でも知っておきたい、緊急・応急処置をコンパクトにまとめました。

 

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『はじめよう! フットケア 第3版』
この1冊でフットケアのすべてがわかります!

 

はじめよう! フットケア 第3版

はじめよう!

フットケア

第3版

 

『はじめよう! フットケア 第3版』では、第2版の内容をすべて見直し、フットケアに必要な「画像診断と血流評価」「感染対策」「疾患別リハビリテーションとフットケア」「院内連携と地域連携」「リスクマネジメントとセーフティマネジメント」など、新規項目を大幅に追加しました。日本フットケア学会の「フットケア指導士」認定セミナー指定テキストにも採用されています。ここでは第3版で新たに加わった主な項目についてご紹介します。

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“思い出”を語るとき、高齢者は笑顔になる!
“写真を使った回想法”実践のすすめ

 

★『認知症予防のための回想法』の共著者・梅本充子先生が、週刊文春 4月24日号(4/17発売)の伊藤隼也さんの連載:認知症予防「最新レッスン」で取材されました!

 

鈴木先生写真2メガ加工cut

鈴木 正典さん
(すずき・まさのり)
出雲市民病院 麻酔科部長
1947年福井県生まれ。1972年鳥取大学医学部卒業(専攻:麻酔学・疼痛管理)。鳥取大学麻酔学教室などを経て、1997年松江生協病院院長。2009年出雲医療生活協同組合理事長。2010年より現職。1995年から回想法に取り組み、その普及のため講演活動を行っている

 

 

認知症予防のための回想法

認知症予防のための

回想法

看護・介護に活かすアプローチ

 

「回想法」は、昔の思い出を語り合い、共感しながら心の安定をはかるケアです。脳の活性化につながることから、近年、介護予防や認知症の予防対策として注目され、高齢者ケア施設や地域の福祉団体主催のサロン活動において盛んに取り組まれるようになっています。長年、回想法を実践し、このたびその“コツとヒント”を著書『認知症予防のための回想法』にまとめた鈴木正典氏に、本書の特徴や効果的な活用法などについてうかがいました。

 

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NT2012年12月号連載【看護形態機能学視点のヘルスアセスメント】紹介

NT2012年12月号の連載

【看護形態機能学視点のヘルスアセスメント】のテーマは、

 

〈日常生活行動〉トイレに行く②うんちをする

「うんちをする」の看護形態機能学視点のヘルスアセスメントでは、従来のヘルスアセスメント・フィジカルアセスメントに以下のような視点が加わります。

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