看護職に選ばれる病院・施設

各都道府県ナースセンターが病院や施設向けに実施している定着・促進事業の中で得られた「看護職に選ばれる病院・施設」になるためのポイントや、具体例を紹介します!

 

 

vol.9 山形県ナースセンターからの提案!

 

LINEで求人施設の魅力を発信!
LINE活用法と求人票作成のポイント

 

舩山 和子 山形県看護協会 ナースセンター課長

 

若月 裕子 山形県看護協会 会長 (兼)ナースセンター長

 

田瀬 裕子 山形県看護協会 常任理事

 

田邊 智絵 山形県看護協会 ナースセンター 課長補佐

 

山形県ナースセンター(以下:当センター)では、看護に関する広報、就業相談等のツールの1つとして、2020年1月よりLINE公式アカウントを導入しました。2021年に新型コロナウイルス感染症関連業務の求人が増加し、人材確保が求められた際に、幅広い年代に利用されているLINEを活用することで、迅速かつスムーズにマッチングができました。また、イベント・救護の求人の配信や週1回の「新着求人情報」の配信、LINEチャットを利用した就業相談は、求職者の就業支援だけでなく、職員の作業効率化にも役立っています。現在は、業務改善によって生まれた時間を求人施設の魅力発信と求職者への相談支援につなげています。本稿では、このようなSNS活用の効果を紹介します。

 

山形方式・
看護師等生涯サポートプログラム

 

山形県では、県の医療提供体制の充実・強化をはかるため、「学生の確保定着」「キャリアアップ」「離職防止」「再就業促進」の4つの施策を柱とする『山形方式・看護師等生涯サポートプログラム』を策定しました。関係機関と連携しながら総合的かつ一体的に展開することで看護師等の確保・育成・県内定着を推進しています。
当センターでは、その4つの施策に合わせて、「ふれあい看護体験」や看護職をめざす方への進路相談、「訪問看護師養成講習会」の開催、eナースセンターを活用した求人・求職者向け無料職業紹介、看護師等の届出制度の啓発、ハローワーク等を会場とした「看護の仕事相談会」等の事業を担っています。

 

→続きは本誌で(看護2023年10月号)