4月上旬、編集部は宮城県看護協会をたずねました。宮城県看護協会では、日本看護協会と連携して24時間体制で災害支援ナースや会員との連絡調整を行い、災害支援に当たっています。
協会職員の皆さんも被災者ですが、懸命に活動されていらっしゃいました。
宮城県看護協会会長の上田笑子さんは県内の病院を回って、被災者への対応状況や現在の問題などについて情報収集なさっています。
被災地の病院の看護師は、自分の家族や家が被災してたいへんな状況にもかかわらず、病院でがんばっていらっしゃるそうです。
3月21日に派遣が開始された日本看護協会の災害支援ナースは、現在も多くの避難所で活動しています。写真は、避難所となっている石巻市の湊小学校。校庭には自衛隊の車両が入っています。ひっくり返ったままの車は、津波の凄まじさを物語っています。
災害支援ナースはこのような避難所に入り、ボランティアや他の医療チームと連携して被災者のケアを行っていました。
取材の模様は、「看護」6月号に掲載予定です。