日常の看護の振り返りに、学生・新人ナースの教育に、ナースをめざす人や看護を知りたいすべての人におすすめする一冊です。
著者の医療ジャーナリスト、早野ZITO真佐子さんは、全介護の夫を在宅で支えながら、看護・医療現場の取材、原稿執筆、講演、翻訳、通訳、海外研修アドバイザーなどに携わっておられます。日本に生まれ育ち、17年前に障がいを抱えたアメリカ人の夫と永住予定で渡米されました。
患者家族として暮らしながら仕事を続けていましたが、やがて「自分が書く原稿は日本の現状を知らないアメリカ人が書いたようなものになってはいないか?」「日本で、看護の実情を肌身で実感しながら仕事をすべきだ」と一大決心し、4年前に夫とともに帰国されました。
また、早野ZITOさんは、パトリシア・べナー、スザンヌ・ゴードンなど海外の著名人とも深い親交をもち、日米の看護・医療事情に精通されています。